【Superior C】決め手なき一戦はトロエングがヤツを破る
<ミドル級/5分3R>
トール・トロエング(スウェーデン)
Def.判定3-0
ロベルト・ヤツ(ポーランド)
序盤のスタンドの攻防で、両者有効打が出ない展開が続くと、トロエングがテイクダウンに成功し、ハーフからパウンドを落としていく。ガードから首を抱えてディフェンスに徹するヤツだが、トロエングが立ち上がってローを蹴りこむなか初回が終了する。
2R、ケージレスリングの攻防が続き、再びトロエングがテイクダウンを奪う。ただし、トップから何か攻めを見せるわけではなく、トロエングは自らスタンドに戻り、レフェリーがブレイクを命じる。スタンドの攻防に戻ると、ジリジリと下がり自ら距離を取るトロエング。3Rもトロエングがヤツからテイクダウンを奪うも、首を抱えられてスタンドに戻るという、それまでと同じように試合展開に。
スタンドに戻って、ヤツもビースト・オブ・ザ・ビーストで磨いた成果はでず、パンチの精度は低い。両者とも手数こそ出していくが、切れがなく、結局テイクダウンが攻勢と判断され、トロエングが判定勝ちを収めた。