【Strikeforce】6/18 ジナ・カラーノ正式に復帰決定!!
12日(火・現地時間)、ズッファ傘下となったStrikeforceより、6月18日(土・現地時間)にテキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われるStrikeforce「Overeem vs Werdum」に関するリリースがサンノゼから発信された。
【写真】女子MMAもユニファイドルール導入により、寝技でのエルボーが解禁される。果たしてジナ・カラーノら女子ファイターの反応は…… (C) MMAPLANET
2月12日にイーストラザフォードで開催されたストライクフォース・ワールドGPヘビー級トーナメント、その続きが4カ月を経てようやく実現に至る。4月に日本開催という動きもあった同トーナメントの続編だが、その後6月に大会が延期され、同時にストライクフォースがズッファに売却されるなど、事態が急展開。
9日のサンディエゴ大会の記者会見で、一部対戦カードがスコット・コーカーより発表されたが、その言葉を裏付けるカード発表が今回のリリースでなされた。ヘビー級GP準々決勝は既報の通り、大会名にもなったアリスター・オーフレイム×ファブリシオ・ベルドゥム、ジョシュ・バーネット×ブレッド・ロジャース戦が組まれている。
追加カードとして、コーカーが言及したダニエル・コーミエー×シェーン・デルロサリオ、ヴァレンタイン・オーフレイム×チャド・グリッグスが発表され、ストライクフォースのヘビー級で生き残っているファイターが一同に集うイベントとなりそうだ。
2月のイーストラザフォード大会のメインファイトはヘビー級一色だったが、このダラス大会ではジナ・カラーノの1年10カ月ぶりのMMA復帰戦が行われる。まさに紅一点ジナの出場だが、対戦相手はまだ発表されていない。
それにしても、同大会の前後はUFCがまさに大会ラッシュ状態になっており、5月28日(土・同)PPVラスベガス大会、6月4日(土・同)は同じくベガスでTUFシーズン13フィナーレ、11日(土・同)はTUF13コーチ対決=ブロック・レスラー×ジュニオール・ドスサントス戦がメインのカナダ・バンクーバー大会、18日はここで紹介したストライクフォース、さらに26日(日・同)にはVersus ピッツバーク大会、7月2日(土・同)に再びPPVベガス大会と、6週連続のイベント開催となる。
噂によると、5月15日ごろまでにズッファ傘下=新ストライクフォースの陣容がハッキリするようで、ひょっとすると原則として金曜日開催のChallengersが、この間に活動再開する可能性も残っている。とんでもないMMAマンスリーとなるが、全てズッファ系大会ということで、2~3年前とは完全に勢力図が変化し、一極支配に近いことが改めて浮き彫りになる6月の北米MMAスケジュールだ。
■6月18日Strikefroce「Overeem vs Werdum」主な対戦カード
<ヘビー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
アリスター・オーフレイム(オランダ)
ファブリシオ・ベルドゥム(ブラジル)
<ヘビー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
ジョシュ・バーネット(米国)
ブレッド・ロジャース(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミエー(米国)
シェーン・デルロサリオ(米国)
<女子ミドル級/5分3R>
ジナ・カラーノ(米国)
TBA
<ヘビー級/5分3R>
チャド・グリッグス(米国)
ヴァレンタイン・オーフレイム(オランダ)