【It’s Showtime】パワーのペレゴ、ダグレイドを押し切る
<73キロ契約/3分3R>
レフテリオ・ペレゴ(イタリア)
Def.判定4-1
ソニー・ダグレイド(ベルギー)
テクニシャン同士の対決。1R、左肩の派手なタトゥーがトレードマークのレフテリオ・ペレゴは、巧みな蹴りを操るソニー・ダグレイドのハイキック、右フックを浴びてしまう。それでも右ストレートで反撃し、意地を見せるペレゴ。ダグレイドは、動きながらフック。対してペレゴは、ダグレイドの動きに合わせて右フックから左ミドルキックをヒットさせる。
ダグレイドも、蹴りからフックへつなげるなど、技巧派らしさをみせる。と両者、飛び込んでのフックが当たる。ダグレイドは足を使い、ペレゴは直線的に攻撃するタイプながら、積極的にぶつかり合う。
2R、ダグレイドは右フックを当てて、ペレゴを倒すがこれはスリップに。ペレゴも右ストレートをヒット。まともに当たっているように見えるが、倒れないダグレイド。その後も打ち合いを続ける両者。KOが生まれてもおかしくない場面が幾度となく繰り返される。
ダグレイドは、ローキックで崩しにかかり、ペレゴがやや失速。しかし、直後にペレゴの右フックが直撃し、一気に形勢逆転。ダグレイドもパンチを連打して、盛り返す。一進一退の攻防が続いた2Rが終了した。
最終ラウンド。ダグレイドはアッパーで攻める。ならばとパンチ主体だったペレゴが、ローキックで崩しにかかる。ダグレイドのローブローで中断するも、すぐに再開。ダグレイドのローキックが入り、ペレゴがバランスを崩す。ダグレイドは飛びヒザ蹴り。
前へ出るペレゴだが、ダグレイドのパンチを浴びる。ダグレイドはパンチからローキックで追い込む。足を使うダグレイドを追いかけるペレゴだが、カウンターのパンチを食らう。ラウンド終盤、前に出てパワーで倒しにかかるペレゴ。下がるダグレイド。結果、判定までもつれ、前へ出たことが評価されたのか、ペレゴが勝者となった。