【BFC41】ノンタイトル戦で、ウォーレン×マルコ・ロウロ
今週末26日(土・現地時間)にシーズン4・第4週の開催を控えるベラトールFC。4月2日(土・同)のBFC39では世界ライト級選手権試合エディ・アルバレス×パット・カーラン戦、翌週9日(土・同)のBFC40では世界ウェルター級王者ベン・アスクレンがニック・トンプソンを相手にノンタイトル戦を行うことが発表されているが、24日(木)に新たな世界王者のノンタイトル戦が正式発表された。
【写真】ビビアーノ・フェルナンデス戦での敗北以来、ガードからの仕掛けへの対策は万全のBFC世界フェザー級王者ジョー・ウォーレン(C) KEITH MILLS
今回アナウンスされたのは、16日(土・同)にアリゾナ州ユマのココパウ・カジノで行われるBFC41に世界フェザー級王者ジョー・ウォーレンと世界バンタム級王者ザック・マコウスキーが出場、タイトル戦に臨むというもの。
ウォーレンの対戦相手は、日本ではプロ修斗、その後WECからリング・オブ・コンバットなど米国でも活躍してきたマルコ・ロウロ・ガルバォン、137ポンドキャッチウェイトで対戦する。一方、マコウスキーはキャリア11年を掛けて11連勝中(途中6年間のブランク有り)のチャド・ロビショーが相手となった。
WECリリース後は3連勝中のロウロ。日本で戦っていた当時は、巧みなバック奪取が目立っていたが、ウォーレン相手にバックを奪うのは至難の業。王者ウォーレンはテイクダウンを奪うと、ロウロのガードからの仕掛けに注意を払いながら、パウンドというこれまで通りの試合展開を狙うだろう。同大会ではフェザー級トーナメント準決勝が組まれることもあり、王者の現時点の力量が同じ舞台で直接比較できる恰好の機会となる。
【写真】KO勝ちはないが、打撃+テイクダウンから試合を組み立てるようになったザック・マコウスキー。黒帯柔術でムンジアル出場をグレイシー・バッハ枠から手にしているロビンショーといかに戦うか(C) KEITH MILLS
バンタム級ノンタイトル戦は、キャリア11勝のうち10試合が一本勝ちというロビショーの出来如何。いかにマコウスキーの打撃を受けず、寝技の展開に持ち込むことができるか。挑戦者決定トーナメントが今シリーズで行われていないバンタム級だけに、このノンタイトル戦をモノにすればロビショーには王座挑戦権が回ってくることも考えられる。
■BFC41対戦カード
<フェザー級/5分3R>
ジョー・ウォーレン(米国)
マルコ・ロウロ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ザック・マコウスキー(米国)
チャド・ロビショー(米国)
<ライト級トーナメント準決勝/5分3R>
ケニー・フォスター(米国)
ダニエル・ストラウス(米国)
<ライト級トーナメント準決勝/5分3R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
ウィルソン・ヘイス(ブラジル)