ダン・ヘンが王座奪取、クーネンは女子王座防衛に成功
3月5日(土・現地時間)、オハイオ州コロンバスのザ・グレーター・コロンバス・コンベンションセンターでは、Strikeforce「Feijao vs Henderson」が開催された。
王者ハファエル・フェイジャォンにダン・ヘンダーソンが挑む同プロモーション世界ライトヘビー級王座戦、マルース・クーネン×リズ・カモーシェの女子ウェルター級王座戦の二大タイトルマッチに加え、ティム・ケネディ×メルビン・マヌーフのミドル級戦、ホルヘ・マスヴィダル×ビリー・エヴァンゲリスタのライト級戦がメインカードとして行われた。
この日と同じオハイオ州コロンバスの地で行われたUFC82(08年3月)で敗れたアンデウソン・シウバのチームメイト=フェイジャォンと対峙したダン・ヘン。初回からフェイジャォンの右でダウンをする苦しい展開になるも、3Rには、ダン・ヘンが右を叩き込み、フェイジャオンが左フックを返してきたところで、がら空きになったその顔面へ一撃を加えた。回転するように顔面からキャンバスに崩れたフェイジャォンに対し、ダン・ヘンがバックマウントからパウンドを連打したところでレフェリーが試合をストップし、ライトヘビー級新王者が誕生した。
セミファイナルでは、ミーシャ・テイトの負傷により、代役リズ・カモーシェの挑戦を受けることとなった世界女子ウェルター級王者マルース・クーネンが、カモーシェの善戦に苦戦を強いられるも、4R、カモーシェのテイクダウンに三角絞めを仕掛けたテイトが一本勝ちで王座防衛に成功した。
また、ケネディは猛獣マヌーフの強烈なローでキャンバスに倒れ込む場面もあったが、遠い距離からダブルレッグで組み付き、テイクダウンを奪うと、マヌーフの動きに合わせてバックを奪いチョークを極めて快勝。マスヴィダルは、エヴァンゲリスタを相手にジャッジ3者が30-27をつける完璧な試合運びで3年1ヵ月振りにストライクフォースで白星を挙げた。
・Strikeforce Feijao vs Henderson 主要試合レポート!!
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