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【Challengers】組み技スペシャリスト、ファーガソン出場

FergusonStrikeforceにとって、2011年最初の大会となるChallengersに、柔道五輪出場者の参戦が決定した。1月7日(金・現地時間)にテネシー州ナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムで行われる同大会、メインはタイロン・ウッドリー×タレック・セフィジーヌ戦が発表されていたが、20日(月・同)にラディ・ファーガソン出場のアナウンスがあった。

【写真】五輪、ムンジアル、ADCCに出場経験のあるラディ・ファーガソン、35歳という年齢は気になるが、ストライクフォース・ライトヘビー級戦線に名乗りを上げることができるか (C) MMAPLANET

ファーガソンは柔道全米王者になること4度、2000年シドニー五輪は補欠、そして2004年アテネ五輪では100キロ級米国代表の座を射止めている。その五輪出場前、1998年からブラジリアン柔術の練習もしており、2001年にリオで行われたムンジアルに紫帯ペサディシモ級準優勝という結果も残している。


その後、ATT入りを果たし05年のADCCサブミッションレスリング世界大会99キロ以上級に出場、2回戦で優勝した同門のジェフ・モンソンに敗れたが、面目躍如といったところの見事な投げを決めている。

以前はMMA進出に興味を持っていなかったファーガソンだが、ボビー・ラシュリーやブランドン・ベラらに指導を行ううちに、自らもMMAの舞台に立つようになり、現在2勝0敗という戦績を残している。グレイシー・タンパや今大会が行われるナッシュビルではロイド・アービン系ナッシュビルMMAでも練習している彼だが、ナッシュビルMMAのインストラクターの一人、エド・クレイは同じくアービンの黒帯で、かつてハイキックから三角絞めを極めたこともあるMMAファイターだった。

「MMAはあらゆることを使いこなせないといけない。ただし、何ごとにおいても素晴らしくある必要もない。高いレベルでそつなく何でもできないと、本当の意味でMMAファイターとはいえない」というファーガソンの対戦相手は、ブラジリアン・トップチーム・カナダ所属のイオン・チェドリヴァラだ。

チェドリヴァラは元はモルドバのレスリング・ナショナルチームメンバー、「俺が1勝0敗なのは、モントリオールでは試合を組んでもらえないからだ」とうそぶくチェドリヴァラ。レスラー+柔術のカナダ人と、柔道+柔術の米国人の対戦となる。

■Strikeforce Challengers 主な対戦予定カード

<ウェルター級/5分3R>
タイロン・ウッドリー(米国)
アイコン・チェドリヴァラ(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミアー(米国)
デヴィン・コール(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ラディ・ファーガソン

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(米国)
アボンゴ・ハンフリー(米国)

<女子ミドル級/5分3R>
ジュリア・ブッド(カナダ)
アマンダ・ヌネス(ブラジル)

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