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【BUSHIDO FC】リトアニア最大規模の格闘技イベント開催

2010.11.24

20日(土・現地時間)、リトアニアの首都ヴィリニュス最大の屋内競技場シーメンス・アリーナで、BUSHIDO FC主催の「HERO’S LITHUANIA 2010」が開催された。

古くはRINGS リトアニア、そしてブシドー・リトアニア、ブシドーMMAと、呼称を変更してきたリトアニア最大の格闘技プロモーション。最近ではブシドーFCと名乗るように、その名に時代の趨勢を反映させている。

ブシドーFCが年に2度開くビッグショー。その秋の部といえるHERO’S大会は、修斗ルール、そしてK-1ルールやZSTルールを交えた全9試合が行われ、同プロモーションが立ち技、総合に関わらず日本の団体とも交流を続けてきたことが見て取れるマッチメイクとなっている。


その一方で、2002、03年ごろから本格的に日本にファイターを送り出すようになって7年が経過した現在でも、当時からエースと目されていたエギリス・ヴァラビーチェスや、期待の新鋭だったペトラス・モリカビチュスなどのベテランが、セミ&メインに出場している。

ヴァラビーチェス、モリカビュチスは共にウクライナとロシアのファイターを破っているが、新しい人材の成長も待ち遠しいところだ。

そんな中、修斗ルールでベラルーシのトップ・ムエタイファイター=ルスラン・カラダァコを下したヴァイダス・ヴァランチュスは、これでMMAキャリア8戦6勝2分としており、今後に期待したい存在。MMA界にあって旧ソ連邦諸国と手を取り合い、独特の成長をしてきたブシドーFCのファイターたち、その実力はいかほどなのかも気になるところだ。

■HERO’S LITUANIA 2010

<修斗ヘビー級/5分3R>
エギリウス・ヴァラビーチェス(リトアニア)
Def.1R/TKO
セルヒィ・ソカー(ウクライナ)

<修斗ライトヘビー級/5分3R>
ペトラス・モリカビチュス(リトアニア)
Def.判定/point
アレクセイ・プロコフエフ(ロシア)

<K-1スーパーヘビー級/3分3R>
ミンダウガス・スカラウスカス(リトアニア)
Def.1R/KO
ヴィエスラフ・クファシニェフスキ(ポーランド)

<女子修斗>
ラナ・クニチャイア(ロシア)
Def.2R/TKO
カミラ・バランダ(ポーランド)

<ZSTルール>
ニコラ・ヨハン(フランス)
Def.1R/チョーク
イグナス・バリサス(リトアニア)

<修斗ミドル級>
ヴァイダス・ヴァランチュス(リトアニア)
Def.判定/Point
ルスラン・カラダォコ(ベラルーシ)

<修斗ルール>
クシュシトフ・モルシュゼキ(ポーランド)
Def.1R/アキレス腱固め
タダス・サポーカ(リトアニア)

<修斗ルール>
トマス・パクチンスカス(リトアニア)
Def.判定/Point
パベル・ドロフェイ(モルドバ)

<修斗ルール>
テオドラス・アウクスチュオリス(リトアニア)
Def. 1R/TKO
トマス・クロック(ポーランド)

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