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【PFL2024#10】互いに慎重なままの25分間の打撃戦。ムハマドサイファイが判定勝利でMENAライト級優勝

<MENAライト級決勝/5分5R>
ムーセン・ムハマドサイファイ(イラン)
Def.3-0
ジョージ・エイド(レバノン)

ムハマドサイファイがインロー、ガードを上げて前に出る。エイドはジャブと足への前蹴り、右ローを返す。ムハマドサイファイがパンチで前に出ていくと、エイドも左フックを強振。距離を取ったエイドは左ミドル、ムハマドサイファイはインローを蹴りつつ、エイドのジャブに右フックをかぶせる。エイドはサークリングしながらジャブ、ムハマドサイファイはエイドが蹴りでバランスを崩すと立ち際に右ミドルを蹴る。

試合がスタンドに戻るとエイドが左ミドル、ムハマドサイファイのインローにジャブを伸ばす。ムハマドサイファイは右フックで前に出つつ、左から飛び込んで右を返す。ムハマドサイファイは右から飛び込み、スピニングバックキックも見せる。エイドは左ミドル、右のスーパマンパンチを見せると、ムハマドサイファイは右フックを返す。エイドは蹴りで距離を取りつつ、ムハマドサイファイの蹴り足をとって後方に倒すが深追いはしない。

2R、エイドがジャブのフェイントを入れて右ロー、ムハマドサイファイは右ストレートで前に出る。ムハマドサイファイはプレッシャーをかけて右ロー、エイドも右からパンチをまとめて右ミドルを蹴る。ムハマドサイファイは右ローとスピニングバックフィスト、エイドもスピニングバックキックを蹴る。ジャブを見せて距離を取るエイド。ムハマドサイファイも右ストレートから飛び込み、左までつなげる。

エイドは左ミドルと右の蹴りのフェイントを入れる。ムハマドサイファイはエイドの右ローをキャッチしてパンチをまとめる。ムハマドサイファイがインロー、エイドがインローを蹴り返すとムハマドサイファイが蹴り足をとってテイクダウンを狙う。ここは距離が離れて打撃戦となり、ムハマドサイファイが左ボディから右フック、エイドは変わらずジャブで距離を取って蹴りまでつなげる。ムハマドサイファイは右ローを蹴り返す。

3R、ムハマドサイファイが右ロー、エイドはジャブと左フックを返す。ムハマドサイファイがジャブで前に出ると、エイドがタイミングよくダブルレッグに入るがムハマドサイファイもテイクダウンを許さない。ムハマドサイファイはパンチのプレッシャーをかけて右ロー、スピニングバックキック。エイドも右ローを蹴るが距離が遠い。ムハマドサイファイがボディへのジャブ、エイドが右ミドル。ムハマドサイファイはジャブと前蹴り、エイドも前蹴りを返す。

エイドはジャブから右ロー、そこにムハマドサイファイが右フックを合わせる。ムハマドサイファイは右ロー、スイッチしてインロー。エイドは距離を取りつつ左右のミドルを蹴る。ムハマドサイファイはインロー、エイドがワンツー。エイドが左フックで飛び込むと、ムハマドサイファイは右フックを狙う。ムハマドサイファイがジャブをボディに振って、エイドは右ミドルを蹴る。サイドがワンツーと左ミドル、互いにスピニングバックキックを繰り出す。

4R、エイドがジャブを伸ばして左右のミドル。ムハマドサイファイも右ローと左ミドルを返す。エイドのジャブ、ムハマドサイファイは右フックをかぶせる。エイドがインローを蹴ると、これがローブローとなる。再開後、エイドがジャブと左ミドル、ムハマドサイファイがインローを蹴る。ムハマドサイファイがエイドの右ローに右フックを合わせると、右ストレートから返しの左フックを打ち込み、これでエイドが尻餅をつく。

エイドが立ち上がると、一気にムハマドサイファイが右ストレートから左フックで前に出る。エイドもダブルレッグに入り、テイクダウンはできなかったものの、距離を取り直して右のスーパーマンパンチ。ムハマドサイファイはジャブ、エイドをケージまで下がらせて左右のフックを振り回す。エイドは右ミドル、ワンツーで前に出ると二段の飛びヒザ蹴りをヒットさせる。終盤は互いにジャブとローで距離を取る。

5R、ムハマドサイファイは右ローから左フック、インローと関節蹴りを見せる。エイドもインロー、左のフェイントを入れつつ、パンチのフェイントから蹴りにつなげる。ムハマドサイファイは左フックで飛び込み、エイドも二段のヒザ蹴りで前に出る。距離が離れるとムハマドサイファイが左ハイと右フック、エイドは遠間から右ローを蹴る。

ムハマドサイファイは右ボディストレート、エイドもすぐにパンチを打ち返す。エイドがインロー、ムハマドサイファイは左ハイ。ムハマドサイファイがシングルレッグでエイドを持ち上げて投げるが、ここは距離を取ってスタンドを選択する。エイドはジャブから右のフェイントを入れて左のヒザ蹴り、ムハマドサイファイは左右のフックを返す。

エイドが打ち下ろすようなワンツーから右ロー、ムハマドサイファイは右から入って左ミドルへ。終盤、エイドがスピニングバックフィストを見せて組んでヒザ蹴り。離れたムハマドサイファイがローを蹴ったところで試合終了となった。4Rにムハマドサイファイがダウンを奪って明確に自分とラウンドとしたものの、それ以外のラウンドはお互いにあと一歩が踏み込めなかった打撃戦。判定はムハマドサイファイに軍配が上がった。


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