【UFN248】打ち合いで口から大出血も、シャオ・ロンが最終回に右ストレートでクァン・リーを沈める
【写真】ちょっと怖いぐらいの大興奮だったシャオ・ロン(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
Def.3R1分28秒 by KO
クァン・リー(ベトナム)
開始早々、ロンが距離を詰める。ガードを高く構え、左ジャブを上下に突く。さらに右カーフを当てたロンに対し、リーがワンツーから左フックを顔面に叩き込んだ。右アッパーを織り交ぜたコンビネーションを放つリー。ロンの右に対し、インサイドから左フック、右ストレートまで繋げる。リーのパンチをもらってバランスを崩すロン。リーは左ミドルで下がらせる。互いにワンツーをかわしながらも、最後にリーのパンチが当たる。
ロンが左ジャブを突き、右ローを当てる。リーもインから右ショートを突き刺していく。ロンはリーの右をかわしながら足を滑らせてしまう。リーの左ミドルが突き刺さり、距離を詰めてくるロンに左フックを浴びせる。残り1分でロンがリーの左ミドルをキャッチしたものの、テイクダウンには至らず。四つから右ヒジを連打していくロン。リーは左ジャブで顔面を跳ね上げたが、ロンも右クロスでリーを下がらせる。左ジャブ、右ストレートの打ち合いから、ロンが手招きして打ち合いを展開した。
2R、ロンが跳びヒザを見せるも、着地の際に足を滑らせた。左ジャブを上下に散らすロンが、右カーフを当てた。リーが中に入ってくるところに右を被せる。リーの左ジャブもヒット。しかしロンの右がリーの顔面を捉える数が多くなっている。打ち合いから右ローを見せるロンが、左ミドル、右クロスも当てる。サウスポーにスイッチしたあと、オーソドックスに戻したロンが右を伸ばす。打ち合いからテイクダウンを狙ったか、ロンがヒザを着く。しかしすぐに立ち上がり、右をリーの顔面に入れていく。何度もマットを指さして打ち合いに誘うロンだが、自身は口から出血が見られる。ロンはリーの左ミドルをキャッチするも倒せず。
これは打撃戦への振りか。ところがリーが飛び込み、テイクダウンからバックに回った。すぐに立ち上がったロンがバックへ。ここはリーが正対して離れる。再び打ち合いに戻った両者は、やは疲労が見られるなか、ロンが距離を詰めて右ヒジを見せる。リーの左ジャブに右を被せるロンが、残り10秒から連打でリーをケージに詰めた。
最終回、ロンが飛び出して左ハイ、右ストレートから組みつく。離れたリーに、声を出しながらヒジとパンチを放っていくロン。スクランブルからスタンドに戻った両者だが、ロンの左フックがリーの顔面を捉える。さらに右ヒザを突き上げたロンは、左ミドルを放って足を滑らせたリーが体勢を戻すと、右ストレートでダウンを奪う。仰向けに倒れたリーに追撃の鉄槌を浴びせると、レフェリーが試合をストップした。