【IFC】ジェフ・モンソン、らしく腕関節で一本勝ち
<ヘビー級/5分3R>
ジェフ・モンソン(米国)
Def.1R4分09秒/キーロック
セルゲイ・シュメトフ(ロシア)
【写真】サイドキープからアメリカーナでの一本勝ちは、いかにもジェフ・モンソンらしい勝利だ。兄弟で出場したシュメトフはいずれも一本負けを喫した(C) Eliran Avital
一回り大きいシュメトフは、いきなり強烈なローを見せるが、モンソンは2発目をキャッチしテイクダウンに成功する。首を抱えたシュメトフからパスを奪い、首を引抜いたモンソン。再度コントロールから、エルボー、さらに右ヒザをボディに連打する。
背中が伸びて、ヒップエスケープもままならないシュメトフはモンソンの右腕にしがみつくだけで、成す術なくヒザ蹴りを浴び続ける。上四方から得意のノースサウス・チョークを狙うモンソンは、シュメトフが腹這いになろうとするのを防ぎ、再びサイドポジションへ。
モンソンのボディへのヒザ蹴りに笑顔を浮かべるシュメトフだが、抑え込みからは逃れることができない。ヒザ蹴りを20、30と落とすモンソンは、首を抱えてきたシュメトフの腕をとくと、エルボーを落とす。さすがにこれには表情を歪めたシュトメトフに対し、モンソンは右腕を取ると、渾身の力を込めてアームロックを仕掛ける。苦痛で顔をしかめたシュメトフは、タップが遅れ肩を負傷したようだった。