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【ONE FN22】秋元皓貴が約1年6カ月ぶりの復帰戦、対戦相手はONE初参戦のウェイ・ルイ

【写真】半年前には想像もできなかったカードがONEで実現する(C)MMAPLANET

5月4日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night 22にて、秋元皓貴×ウェイ・ルイのバンタム級キックボクシングルールの一戦が決まった。
text by Takumi Nakamura


ウェイ・ルイは中国・武林風WLFでの活躍を経て、2017年2月に新生K-1で初来日。初代ライト級(62.5kg)王座決定トーナメントを制して王座に就くと、同年6月にはゴンナパー・ウィラサクレックを下して初防衛に成功した。

翌2018年3月に卜部功也に敗れて王座を明け渡し、それ以降は中国を中心に戦ってきたが、今年3月にONE Championshipとの契約が発表され、ONEデビュー戦で元ONEキックボクシング世界バンタム級王者・秋元との対戦が決定。日本の立ち技格闘技ファンにとっては注目カードの実現となった。

一方の秋元は2022年11月のペッタノン・ペットファーガス戦後、イヴォルブMMAのファイトチームが事実上解散となり帰国。イヴォルブMMA時代のコーチ=シアー・バハドゥルザダがジムを構えるアメリカに行く計画もあったが、現在は日本のPOWER OF DREAMを拠点に練習を続けている。

試合については、今年1月のONE日本大会でジョナサン・ハガティーとのタイトル戦やジョン・リネケルとのミックスルールなども計画されるも最終決定には至らず。試合そのものもペッタノン戦以来、約1年6カ月ぶりとなったが「キックにプライドを持って、キックの競技レベルを上げたい」という秋元の想い通りのカードになったと言えるだろう。今回のカード決定に伴い、ONEからのプレスリリースでは以下のコメントが届いている。

秋元皓貴
「自分がONEで中国人を過去に倒してきて、“中国人キラー”と言われるような選手になっていることが嬉しいです。警戒されるということは実力が認められているということかと思います。ただやることは変わらないので、仕事をやり切るのみです。ウェイ・ルイは蹴りもパンチも上手い選手なので、離れた距離での試合になるのかなと予想しています。そこでの攻防っていうのは見ていて面白いのかなと。

ウェイ・ルイも僕も蹴りが得意なので、そこは見どころの一つかと思います。本当に自分も(試合を)たくさん待ちましたし、ファンの方もすごく自分の試合を待ってくれていたと思います。今まで試合がなかった期間しっかりトレーニングをして成長しているし、その姿をお見せできると思いますので、当日しっかり楽しんでもらえたらと思います」

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