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【Shark Fights】メジャー経験者たちがアマリロに集結

2010.09.10

Masvidal11日(土・現地時間)にテキサス州アマリロ・シビックセンターで開催されるShark Fights13。かつてアマリロを拠点にローカルながら安定した人気を誇っていた掌底ルール=USWFのリングで、シュートファイターとして活躍したブレント・メドリーがプロモートする同大会が突然変異のようにビッグショーを開催することになった。

【写真】ウェルター級に転向したホルヘ・マスヴィダル、そのパフォーマンスは? (C) Keith Mills

08年10月の旗揚げから、1年8カ月で12度のイベント開催と、安定したプロモート活動を行なってきたシャークファイト。ただし、6月26日に開かれた前回大会まで、そのラインナップにはズラリと無名ファイターの名前が並んでいたに過ぎない。

そんな同イベントが、突如PPV中継を持つビッグショーを開催する。プレリミナリー5試合、PPVカード5試合、計10試合に出場する20名の選手のうち、3選手がUFCとストライクフォースの両メジャーで出場経験があり、加えて7人がUFC出場経験者、5人はストライクフォース出場経験者だ。残る5選手中4名も、WEC、IFL、ベラトールFC、そして日本の戦極に出場していたファイター達が顔を揃えている。


いわゆるビッグショーで活躍してきた選手が揃えば、それだけ注目が集まる――わけではなく、カジュアルファンは「UFCだからPPVを購入するのであって、MMAだからPPVを購入するわけではない」というのが通説だ。

UFC経験者を並べて失敗してきたイベントは数知れず。今回のシャークファイトも、割高のファイターを揃えただけで、利益を得ることができない危険性を十分に秘めている。それでいてなお、ただUFC経験者を並べたのでなく、PPVカード、プレリミナリーを問わずして、MMAファンの心をくすぐるカードがいくつか並べられている。

Daley【写真】過去2年で、最もジェイク・シールズを苦戦に追い込んだといっても過言でないポール・デイリー。5月UFCを解雇され、7月に豪州のインパクトFCで戦った彼は、オランダのゴールデン・グローリー主催大会出場の噂が強く残っている (C) MMAPLANET

米国のコアファンにはPPVラインナップでは、キース・ジャーディン×トレバー・プラングレーやソクジュ×ヒューストン・アレキサンダーというUFCの中堅どころのカードが受けるかもしれないが、日本のコアファンはウェルター級のポール・デイリー×ホルヘ・マスヴィダルにそそられるに違いない。

UFCウェルター級戦線で、トップ集団につけていながら試合終了後の殴打で、契約を解除されたデイリー。対するは戦極、ベラトールFCのライト級トーナメントに出場し、大いなるポテンシャルを感じさせた一方で、決勝戦に残ることができなかったマスヴィダル。

そのマスヴィダルは厳しい減量を控え、ウェルター級で戦うこととなった。両者とも打撃系の印象が強いが、マスヴィダルはレスリング経験者、テイクダウンにも自信を持つ。ただし、ジョシュ・コスチェックには倒され続けたものの、ジェイク・シールズのテイクダウン狙いを何度も防いだデイリーの守備力、加えてパンチの圧力を考えると、マスヴィダルも無闇にテイクダウンを仕掛けることはできないだろう。

結果、打撃戦が繰り広げられることが予想されるが、その打撃戦では離れてマスヴィダル、インファイトでデイリー。あるいは乱打戦になるとデイリー有利という見方ができる。

Indio【写真】実父がブラジル・バーリトゥード界の伝説的な猛者だったダニーロ・ビルフォート。柔道+柔術=グラップリングは強い自信を持つ (C) MMAPLANET

PPVラインナップから、オススメファイトもう1試合は、一時はストライクフォース世界ミドル級王座目前だったジョーイ・ビラセニョールが、元WEC&UFCのダニーロ・ビルフォートと対戦する一戦だ。スモーキー・ジョーは打撃戦に強く、グラップリングが弱点、インジオ・ビルフォートは柔道流の投げと柔術流の寝技に強く、打撃に弱い。両者、長所と短所がハッキリとしているため、その持ち味を発揮できた者が勝利に近づく。しかし、試合が判定にもつれ込むようだと、寝技への理解度が低いジャッジにその結果を委ねることとなり、ビルフォート不利は否めないだろう。

■Shark Fights 13対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
キース・ジャーディン(米国)
トレバー・プラングレー(南アフリカ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)
ヒューストン・アレキサンダー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョーイ・ビラセニョール(米国)
ダニーロ・ビルフォート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブロック・ラーソン(米国)
タレック・セフィジーヌ(ベルギー)

<フェザー級/5分3R>
ダグラス・エヴァンズ(米国)
ロニー・マン(英国)

<ミドル級/5分3R>
ポール・ブラッドレー(米国)
ジョニー・リーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィン・コール(米国)
アーロン・ロサ(米国)

<ライト級/5分3R>
カレン・ダラベジャン(米国)
ダニエル・ストラウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ピート・スプラット(米国)
エリック・ダビラ(米国)

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