【UFC118】ローゾンが電光石火の腕十字、TPF王者を下す
■第5試合 ライト級/5分3R
ジョー・ローゾン(米国)
Def.1R2分1秒/腕十字
ゲーブ・ルーディガー(米国)
07年のTUFシーズン5に出演した者同士の対戦。ローゾンがUFCで戦い続けたのに対し、ルーディガーは契約には至らず(※TUF以前に06年に出場経験有り)、カリフォルニアの中堅プロモーションで活躍を続けてきた。7月にTPFライト級王座を獲得し、今回テリー・エティムの代役として、3年11カ月ぶりにオクタゴン登場となった。
左ジャブから右、右ローを伸ばすルーディガーだが、すぐにローゾンの右を受けて組みつかれると、豪快に後方への投げからテイクダウンを許してしまう。パス狙いから背を向けたルーディガーのバックに回ったローゾン。必死でガードに戻すルーディガーだが、左のエルボーを連打で受けるなど、ローゾンの猛攻を受ける。
一度は立ち上がったルーディガーだが、再びバックへの豪快な投げを見せたローゾンは、バックマウントから強烈なパウンドを落とす。そして、電光石火の腕十字。6連勝でUFC再出場の機会を得たルーディガーだったが、最高峰のレベルを改めて見せつけられるように、一方的な展開のなか、あえなくタップを強いられてしまった。