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【DEEP115】組ませないパク・シユン。大島の足関節をかわし、左右ストレートを当て続けて2冠王に

【写真】パク・シユンが2冠王に。防衛戦はどうなる?(C)MMAPLANET

<DEEP JEWELS & Black Combat女子アトム級選手権試合/5分3R>
パク・シユン(韓国)
Def.5-0:30-27.30-27.30-27.30-27.29-28.
大島沙緒里(日本)

お互いのローが交錯したあと、大島が距離を取る。パク・シユンは右ローからパンチを当てたが、大島が組みにいく。これをかわしたパク・シユンが右カーフキックを繰り出したあと、サウスポーへのスイッチを見せた。さらに大島のローに対して右ストレートを合わせる。大島が強引に組みにいくともパク・シユンが突き放す。大島は右を振って距離を詰めるが、組むことができない。パク・シユンの右カーフキックがヒットする。大島の左ローが当たると、パク・シユンはサウスポーにスイッチしている。

大島が左右フックを振るう。それをかわしたパク・シユンもパンチを伸ばす。大島の右スピニングバックフィストをかわしたパク・シユンは、テイクダウンを狙った大島を反対に潰して上を取るも、大島が下からパク・シユンの右足にストレートフットロックを狙う。パク・シユンも足を抜いて立ち上がった。ケージ中央で大島が右ストレートでパク・シユンの顔を跳ね上げた。大島は前に出て組みにいく。しかしラウンド終了間際、パク・シユンが突き放した。

2R開始直前、パク・シユンが左目に何か起こったとアピールするも、ラウンドが開始される。互いにパンチを振るうなか、パク・シユンが下がりながら左ストレートを当てた。大島は左前蹴りをボディに突き刺す。左フックを打ち込む大島。パク・シユンは右カーフキックを当てる。大島が左右フックを当てると、パク・シユンが下がった。大島は組みに行くも、パク・シユンが下がって離れる。サークリングするパク・シユンに対し、距離を詰める大島だがプッシングでかわされてしまう。下がるパク・シユンは右を顔面に突き刺す。さらにパク・シユンの右ストレート、左フックが大島の顔面を捕えた。

最終回、パンチを振るう大島をパク・シユンが左右ストレートで迎え撃つ。ショートの左フックを当てた大島は、距離が詰まるとパク・シユンの頭を抑えにいくが捕まえることはできず。パク・シユンの右ストレートに、大島が左インローを合わせた。パンチ主体の大島に対し、パク・シユンが右ストレートを伸ばす。ここで大島がダブルレッグで尻もちを着かせた。立ち上がるパク・シユンをケージに押し込んだ大島は、引き込んでストレートフットロックからヒザ十字へ。

足を抜いたパク・シユンがトップから右腕を回し、肩固めを狙う。しかし大島がハーフガードでパク・シユンの左足を抱えており、パク・シユンも動けない。パク・シユンが立ち上がったところでレフェリーが試合を止め、大島の右グローブを直した。再開直後、試合終了のゴングが鳴った。

裁定はジャッジ5名のうち4名がフルマークをつけるユナニマス判定でパク・シユンが勝利。パク・シユンがDEEP JEWELSアトム級王座を獲得し、Black Combatのベルトと併せて2冠王となった。


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