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【DWCS S07 Ep01】マシャードが文句なしの判定でサフラルスキーを破るも……CS向きでない内容に終始

【写真】キャリア11勝1敗のサフラルスキーに番狂わせの勝利も、試合内容は単調そのものだった(C)Zuffa/UFC

<ヘビー級/5分3R>
カイオ・マシャード(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ケヴィン・サフラルスキー(ポーランド)

カナダのBattlefield Fight Leagueヘビー級王者のブラジル人ファイター=マシャード。左ミドルを蹴ったマシャードの左をかわしたサフラルスキーが組みに行くが切られる。マシャードは振りの大きな左を伸ばし、テイクダウン狙い切って蹴りからパンチを打っていく。さらに左インローを続け、左をヒットさせる。ケージにマシャードを押し込んだサフラルスキーは大内刈りもテイクダウンを奪えない。マシャードはボディにヒザを入れるが、ケージに押し込まれた状態が続く。残り80秒でブレイクが掛かると、マシャードが右オーバーハンドから組んでケージにサフラルスキーを逆に押し込む。左エルボーを見せて離れたマシャードの左の大振りにまっすぐ下がったサフラルスキーは、ケージに押し込まれてラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーで前に出たマシャードが、左ミドルを入れる。左ジャブをサフラルスキーが入れると、マシャードは笑みを浮かべて「殴れよ」と挑発する。サフラルスキーはその言葉通り、左ジャブを当てる。マシャードの大振りのパンチは続くが、クリーンヒットはなく明らかに疲れ始めている。シングルレッグで倒されたマシャードは、すぐに立ち上がるがケージに押し込まれる。見ている者もタフなファイトは、マシャードの大振りのパンチに下がったサフラルスキーがケージに押し込まれる時間が続く。体を入れ替えたサフラルスキーは、差し返されて離れる。マシャードは左ボディを入れたが、試合に動きは見られないまま時間となった。

最終回、動きが少ない両者。マシャードが左ハイを繰り出し、左オーバーハンドで前に出る。そして左ミドルを決めて、サフラルスキーのテイクダウン狙いを切る。ボディから顔面を打つマシャードの飛び込むようなパンチに下がるサフラルスキー。組んでもテイクダウンはなく、離れても同じ展開が何度も繰り返される。残り90秒で左インローを見せたマシャードが、サフラルスキーの左をかわす。ここから距離を詰め、パンチの数が増えたマシャードだが動きが続かない……。マシャードがボディを入れたが、試合のリズムは同じまま。最後にマシャードが跳びヒザを見せ判定勝ちを手にした。


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