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【BFC25】ポーランド最強ファイター、ヘビー級T出場

2010.07.12

Grabowski8日(木・現地時間)、8月12日(木・同)にスタートを切るベラトールFCシーズン3、その第2週に当たるBFC25にポーランド人無敗のヘビー級ファイター=ダミアン・グラボウスキーの出場が発表された。

【写真】粗い打撃とテイクダウン防御に課題は残るが、下から極めなど、腕への関節技を得意とするポーランド最強=ダミアン・グラボウスキー (C) Bas Uterwijk

シーズン3開幕戦=BFC24には日本から藤井惠が出場するとされているBFCだが、翌週19日、イリノイ州シカゴシアターで行なわれるBFC25のラインナップも固まりつつある。シーズン3では、女子115ポンド、バンタム級と並び、ヘビー級トーナメントが開催され、グラボウスキーはここでスコット・バーレットとトーナメント準々決勝=1回戦を戦うことが発表された。

ポーランドは知らざる柔術新興国の一つで、その柔術熱の高まりと同様にMMAも盛んになりつつあり、KSWやプロ&アマ修斗、そしてオランダのキック&MMAイベントであるビースト・オブ・ザ・イーストなどが定期的に開催されている。


そのポーランドで最強ヘビー級ファイターの異名を取るグラボウスキーは、同国のMMAサイト=MMAROCKSが制定するポーランド人MMAファイター・ランキングでヘビー級1位に君臨する。

同ランクはミドル級1位が戦極でも活躍したハリド・マメドフで、2位がUFCで3勝2敗のトーマツ・ドゥーエル、ライト級1位には8月18日にWECデビューを果たすマーチュズ・ユトゥスコがランクされており、ポーランド人ファイターの実力を図る上でかなり参考になると思われる。

昨年4月にウィーンで行なわれた時間無制限の8人制ワンナイトトーネメント・UCFC20000ドル争奪トーナメントでは、セルビア最強ミオドラグ・ペトコビッチら3名を計6分41秒で破り優勝を果たしているグラボウスキー。

最近の試合は6月のBOTEポーランド大会で、上記のヘビー級ランク2位のミコ・キタを3分強でTKOで下し、過去には修斗欧州ヘビー級王者ディオン・スターリングに2戦2勝という結果を残している。

900万以上のポーランド系米国住民のなかでも、シカゴには10パーセントに当たる90万人のポーランド系米国人が集まっているといわれており、グラボウスキーにとっては、敵地のなかのホームで米国デビューを果たすことになりベストな場所といえるだろう。

それでも同トーナメントに参加する顔ぶれ――、バーレット以外にも、コール・コンラッド、デイブ・ハーマン、エディ・サンチェス、マイク・ヘイス、ロヘント・ロレット、ニール・グローブであることを考えると、現時点ではグロボウスキーの立ち位置は穴的存在といったところか。ポーランドMMAの勢いを背景に、どこまでやれるのか中堅米国人ヘビー級選手よりも、より注目したくなるファイターの参戦だ。

なお、同大会では女子115ポンド・トーナメントの2試合、ゾイラ・フラウスト×ジェジカ・ペーナ、アイスリング・デイリー×リサ・ワード戦が行なわれることも同時に発表されている。

■BFC25主な対戦決定カード

<ヘビー級トーナメント1回戦/5分3R>
デミアン・グロボウスキー(ポーランド)
スコット・バーレット(米国)

<女子115ポンド契約トーナメント1回戦/5分3R>
ゾイラ・フラウスト(米国)
ジェシカ・ペーナ(米国)

<女子115ポンド契約トーナメント1回戦/5分3R>
アイスリング・デイリー(アイルランド)
リサ・ワード(米国)

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