【TUF11】敗者復活のマクギー、大荒れシーズンを制覇
6月19日(土・現地時間)ネバダ州ラスベガスのザ・パールでは、ジ・アルティメット・ファイター(以下、TUF)シーズン11フィナーレが開催された。
米SpikeTVで放送される11度目のTUFは、チャック・リデルとティト・オーティズをコーチに迎えながらも、フィナーレを目前に、ティトが首の手術により番組を途中降板するなど、大荒れの展開に。これを象徴するかのように、TUF11で決勝進出を決めたコート・マクギーとクリス・マクレイも、番組中に一度は敗れ、敗者復活に成功した二人だ。
そんな決勝戦は、序盤からマクレイの打撃に付き合わず、マクギーが再三テイクダウンへ。その度に素早い反応で立ち上がったマクレイだったが、最後はマクギーが連続してテイクダウンを決めると、バックを奪ってリアネイキドチョークで捕獲。終わってみれば、危なげない試合運びでマクギーが一本勝ち、ズッファとの6桁契約を獲得するシーズンウィナーとなった。
また、セミファイナルで行われたマット・ハミル×キース・ジャーディンの一戦は、場内に大歓声が沸き起こる激しい打ち合いが随所に見られたが、ジャーディンは2Rにサミングで痛恨の減点。拮抗した一戦だっただけに、この減点が大きく影響し、判定結果は2-0でハミルを支持。ジャーディンはUFC4連敗を喫した。
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