【LegacyFC30】地元サンチェス下し、アルヴァロが47勝目挙げる
<フェザー級/5分3R>
フラービオ・アルヴァロ(ブラジル)
Def.29-28.29-28,29-28
ドナルド・サンチェス(米国)
マカオ・ゴールドチーム所属のアルヴァロ、ライトヘビー級からフェザー級まで積み重ねた勝利は46を数える(※10敗)。地元ジャクソンMMA所属、29勝13敗のサンチェスと対戦する。まずは右ローを見せたアルヴァロ。サンチェスはワンツーを軽く返し、蹴り足を掴んで尻餅をつかせる。すぐに立ち上がったアルヴァロが右をヒットするも、サンチェスも細かいショートを返していく。ジャブの打ち合いからワンツーで前に出たサンチェス、アルヴァロも右を打っていく。制空権争いが続く中、サンチェスはワンツーを打って距離を取る。
追いかけたアルヴァロがダブルレッグから肩にサンチェスを担いで、豪快にテイクダウンを奪う。頭を押して立ち上がろうとするサンチェス、バックに回らせず胸を合わせたスタンドへ。アルヴァロは引き続きケージにサンチェスを押し込んでいくと、ハイクロッチからパンチを放って距離を取る。直後にワンツーから組みついたアルヴァロが、2度目のテイクダウンに成功。サンチェスのバタフライガードを潰して、起き上がるとパンチからパス。ハーフに戻って肩固めを伺いつつ、パウンド、バックコントロールへ。サンチェスが起き上がったところで、アルヴァロ優勢の初回が終了した。
2R、サンチェスのワンツーに右を合わせたアルヴァロ。サンチェスは打って離れたいが、ここで距離を取りきれずパンチを被弾してしまう。と、右フックを打ちこんだサンチェス。アルヴァロの動きがやや鈍るが、ラッシュは掛けず同じペースで戦う。アルヴァロが前に出てダブルレッグへ。1R同様に、担ぎ上げてスラム。ハーフから右の拳を落すアルヴァロは、右エルボーから逃げるサンチェスを捉えてバックへ。四の字フックからパンチを入れる。真後ろを取られないよう、懸命に背中をずらしていくサンチェスだが、強烈なボディッロックが解けない。残り15秒で胸を合わせたサンチェス、蹴り上げからアルヴァロが組みついていったところでタイムアップとなった。
最終回、サンチェスは左ボディから右ストレートを打ちこむ。首相撲からサンチェスをケージに押し込み、ダルブレッグを仕掛けたアルヴァロ。すぐに距離を取り直し、試合は打撃の間合いへ。打撃で攻勢を取りたいサンチェスだったが、アルヴァロもリーチの長さを生かし、パンチとテイクダウン狙いでペースを譲らない。このまま試合はタイムアップを迎え、アルヴァロが3-0が判定勝ち、キャリア47勝目を挙げた。