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【DWCS2022#08】腹を効かせたブラジウが、左ハイの反応したマンを右ハイキックで沈める

<女子フライ級/5分3R>
ブルーナ・ブラジウ(ブラジル)
Def.2R4分33秒by KO
マーニック・マン(米国)

サウスポー、左前のマンにブラジウが右魔蹴りを入れる。ブラジウが、マンの左に2発目の前蹴りを合わせ、ボディを蹴る。動きが一瞬止まったマンは右ハイキックのタイミングで前に出てテイクダウンを狙うが、逆にブラジウが小外で上を取り、即座にスタンドに戻る。ブラジウはここでも右前蹴りを腹に入れる。マンの突進に合わせようとしたフックは空振りとなったブラジウだが、組まれても体を入れ替えてケージに押し込む。ここからヒザ蹴りをボディにまとめたブラジウは首投げを耐えて組み勝つと、再びケージに押し込んでヒザを突き刺す。

マンは押し込み返し、小外でテイクダウンを奪う。ウィザーのブラジウが立ち上がり、逆に払い腰で投げ切りサイドで抑える。クルスフィックス狙いを逃れたマンがフックガードも、ブラジウが左足を抜く。このままブラジウがクルスフィックスに入ったところで、初回は終わった。

2R、左ローを蹴ったマン、ブラジウが右ローを返す。直後にケージに押し込んだマンだが、テイクダウンは奪えず自ら離れる。ブラジウがロングの右フックから右前蹴り、さらにスピニングバックキックでボディを蹴っていく。跳びヒザから着地して右ストレートと、スタンド戦を支配するブラジウは、金網を背負ってもヒザ蹴りを有効に効かせていく。マンは押し込んだ状態で、ついにダンブルレッグでテイクダウンを決める。

ハーフバタフライでスイープ狙いのブラジウは、今時のMMAでは珍しくしっかりとスイープで上を取り返す。ブラジウは枕で圧を掛けるも、残り1分でスタンドを選択する。回ってフロントキック、そして右フックを見せたブラジウが、左ジャブに反応して向かって右に動いたマンに狙いすました右ハイキック一閃。マンをキャンバスに沈めた。

ブラジウはバックステージでガールフレンドを紹介し、「彼女と結婚する。それには契約が必要なの」と話した。


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