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【DWCS2022#08】右ローのフェイク&前蹴りを決めたマルコスが、右ローでルイスを追い込み判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス(ペルー)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ブランドン・ルイス(米国)

左ジャブから右を伸ばして前に出たルイスが、右ローを蹴る。マルコスの中途半端な跳び蹴りが急所に。すぐに試合は再開され、ルイスが右オーバーハンドを振るう。右フックを当てたマルコスが右ローのフェイクから前蹴り、これがアゴに当たりルイスの腰が落ちる。ダブルからシングルに出たルイスだが、自ら離れる。マルコスはワンツー&スリーのフックを繰り出し、ローを蹴る。ルイスはサイドキックから左も、そこに右を被弾する。跳び二段ヒザ蹴りから左を受けたルイスは、再び腰を落ちたがダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックへ。

マルコスが正面を向くと、シングルにスイッチしたルイスが離れる。右アッパーから左フックを入れたマルコスは、ワンツーで前に出る。さらに右カーフを蹴り、残り1分に。ジャブの差し合いから右ストレートをヒットさせたマルコスが右ミドル。ルイスは左足にダメージがあるようで、踏み込めなくなり動きも不自然になっていた。

2R、ヒザの外側をすぐに右で蹴ったマルコスが、ワンツーを打っていく。ルイスも接近戦に出たが、フックを被弾して下がりローで体がよれる。初回に続き、右前蹴りを決めたマルコスが右ストレート、ローとルイスを追い込んでいく。左右のフックから組みつき、バックに回ったルイスは、胸を合わされ首相撲&ヒザを顔面に受けて離れた。

ワンツーフックの左を当てたマルコスは、初回より動きが落ちたか。それでも右ローを効かせたマルコスは右回りのファイトで、ルイスの攻撃をかわす。そこで右ローで、ルイスにヒザをつかされる。スイッチしたルイスは攻撃手段がなく、オーソに戻すとローを蹴られて動きが止まり、顔面を前蹴りで蹴られてタイムとなった。

最終回、「回ってテイクダウンを狙え」という指示を受けたルイスは、右ローを蹴られて腰が落ちる。ルイスはスイッチしてサークリング、ダブルレッグを仕掛ける仕草を見せる。マルコスは逆にサークリングを駆使し、出てきたところにローを狙うもルイスがシングルレッグへ。切ったマルコスは、ここでフィニッシュにいく必要がコンテンダーシリーズではある。ルイスはセコンドのアドバイス通り、組んでシングルへ。離れたマルコスが、右ローからコンビネーション。バックエルボーのフェイクから左ボディを決めたマルコスが、右ローでルイスからダウンを奪う。

直ぐに立ったルイスのダブルレッグにギロチンを合わせ、尻もちをついた防いだルイスに鉄槌を振り下ろす。最後の90秒で試合がスタンドに戻り、ルイスがテイクダウンを初めて決める。スタンドに戻ったマルコスは右をヒットした直後に間合いを外すと、距離を詰めたルイスが必死で手を出す。回ってかわすマルコスにスピニングバックフィストを見せたルイスに、最後の10秒は足を止めての打ち合い、さらに跳びヒザを見せたマルコスにダナ・ホワイトも立ち上がって拍手を送った。

結果はマルコスのフルマークの判定勝ちとなった。


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