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【UFC171】逆襲及ばず、TUF18ペニントンがスプリット判定負け

2014.03.16

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル/9位)
Def.2-1: 29-28, 28-29, 29-28
ラケル・ペニントン(米国/13位)

TUFシーズン18出場、UFC2戦目のペニントンがTUF絡みでないアンドレジと対戦。パンチが切れるペニントンは、組まれてもヒザをボディに突き上げる。アンドレジはそのままケージにペニントンを押し込むが、体を入れ替えられる。再度、態勢を変えるがボディにヒザを受けるアンドレジが、投げでトップを奪取する。ケージを背にして立ち上がったペニントンだが、アンドレジが体を沈めるように投げを決める。ハーフガードのペニントン、フルガードに戻すとアンドレジが足を捌いてパウンド。ペニントンは右腕に十字を仕掛けるも、腕を抜かれると同時に担がれパスを許した。残り30秒、ギロチンを賭けたアンドレジ、首を抜いたペニントンとスクランブルになり、崩しを見せた。

2R、するどい右ローを蹴り込んだペニントンだが、アンドレジはスナップの効いたフックを顔面、ボディに放っていく。組まれてヒザを繰り出すペニントンは、ケージ際でワンツーを顔面に被弾する。オクタゴン中央に戻ると、アンドレジがダブルレッグでテイクダウン。ハイガードのペニントンを持ち上げてスタンドに戻った。左ストレートを顔面、ボディに入れるペニントンだが、フックを受けてたじろぐ。ペニントンは首相撲からヒザを2発突き上げるも、フックを受けてケージ際を回る。アンドレジは下がるペニントンに右ローからパンチを連打。ペニントンは打ち合いに応じ、パンチを被弾する数が増えた。

残り1分、フックで追いかけるアンドレジに右を返すペニントン。しかし、フックの連打を受けて組まれる。スタンドでギロチンを仕掛けたペニントン。残り10秒を切って、頭を抜いたアンドレジが逆にギロチンを仕掛けたところで2Rが終了した。

最終回、前に出てフックを振るうアンドレジ。ペニントンは右ローを返し、足を使うがワンツーから左フックを受ける。右アッパーを返したペニントンは、フックを受けても首相撲からヒザを突き上げる。直後に左右のフックを連打したアンドレジ。ペニントンも左ストレートから右を返すも、前に出るのはアンドレジだ。左から右のコンビネーションを2度入れたアンドレジ。両者が足を止めて打ち合う。

残り2分、ケージを背にしてパンチを被弾するペニントンが、首相撲からヒザで逆襲に。離れるとどうしても下がってしまうペニントン。誘ってカウンターを打ち込むのではなく、パンチを被弾するから印象も悪い。左右の連打をまとめたアンドレジは、ここでバックを取られテイクダウンを許してしまう。

ペニントンは千載一遇のチャンスに鉄槌を纏め、立ち上がったアンドレジを後方に崩す。再び鉄槌をまとめたペニントン、残り10秒で胸を合わせたアンドレジにパンチを纏めて3Rを戦い切った。2R、3Rとも終盤に逆襲に出たペニントンだったが、一歩及ばすスプリットで敗れた。

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