【Pancrase329】3年ぶりのMMAで快勝。沙弥子がアメリカーナで原田よきからタップを奪う
【写真】完全に宙を舞わせ、体重を浴びせた払い腰(C)SUSUMU NAGAO
<女子アトム級/5分3R>
沙弥子(日本)
Def.1R3分22秒 by アメリカーナ
原田よき(日本)
ガードを固めて前に出る原田に対し、最初はガードを下げていた沙弥子もガードを高く上げて迎え撃つ。打撃が交錯したあと30秒すぎ、原田が組みついた。沙弥子は右腕を差し上げ、左腕のオーバーフックで相手をケージに押し込む。ケージ際を脱しようと試みた原田を再び押し込む沙弥子。原田がケージを背にしながら左ヒジを押し付けた。沙弥子は左腕を巻き付けたまま右の拳を叩き込む。
態勢を入れ替えられた沙弥子は、ケージを背にして払い腰でテイクダウンを奪った。すぐさまサイド、さらにニーオンザベリーへ移行する沙弥子。サイドポジションでしっかりと固める沙弥子が原田の左腕を取り、アメリカーナを狙う。ケージキックで体をずらす原田だったが、沙弥子が絞り上げるとタップ。沙弥子は勝利の雄たけびを挙げた。
約3年ぶりのMMAで勝者を収めた沙弥子は、パンクラスのベルトを狙うと宣言した。