【PXC42】計量終了。「3Rかけてフィニッシュする」中村K太郎
【写真】目の周囲に疲れを感じさせるフランク・カマチョと中村K太郎。ここからが本番となる (C)MMAPLANET
27日(木・現地時間)、明日28日(金・同)にグアムのUOGフィールドハウスで開催されるPXC42の公開計量が、現地パシフィックアイランズクラブ・グアム内アンフィシアターで行われた。
かなりやつれた表情を見せていた中村K太郎だが、無事計量を終えると「良かった」と一言。12月のDEEP=イ・グァンヒ戦で1・2キロの体重オーバーもあり、再度の失敗は絶対に許されない状況だっただけにホッとした表情を浮かべていた。対戦相手のフランク・カマチョもPXC41でのバン・テヒョン戦を計量オーバーで不出場となっており、彼もまたK太郎と同じ規定内1ポンド・オーバーで計量を終え、胸を撫で下ろしていた。
計量から4時間、リカバリーも順調なK太郎に明日の試合に向けて、話を聞いた。
――計量が無事終りました。
「良かったです。本当に。凄くホッとしました」
――12月のことがあったので、かなり緊張していた様子でした。
「相当、緊張していました。五十嵐トレーナーとセコンドで来てくれた宮澤に助けられて、減量はできました」
――グアムに入ってからも、かなり落したのですか。
「水抜きで6.7キロです……(苦笑)。今後はもっと落す幅を小さくしたいと思います」
――計量時の顔つきもそうですが、今も疲労が顔に残っているような気がします。
「しんどかったですね。でも、リカバリーの方は大丈夫です。体調的には問題ないです」
――フランク・カマチョ戦、対戦が決った時はあまり知らない選手のようでしたが、その後は研究はされましたか。
「ハイ。映像を見て、そうですね……対策を立てました。打撃系だと思うんですけど、ビビらずに普通にジャブを出して、リーチの差を生かして戦いたいです。で、寄ってきたら倒そうかと思います。みんな強いと思うのですが、これまでで一番強い相手だと思って戦います」
――計量は終えました。あとは試合を残すばかりです。
「体重はクリアしたので、パフォーマンスを見てもらうだけです。KOや一本は続いているので、確実にフィニッシュまで持っていきたいです。3R全部使って、判定まで行かずにフィニッシュするつもりで戦います」
■ PXC42 計量結果
<PXCフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]キム・ジャンヨン:144ポンド(65.32キロ)
[挑戦者]トビー・ミセッチ:143ポンド(64.86キロ)
<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ:156ポンド(70.76キロ)
中村K太郎:156ポンド(70.76キロ)
<フェザー級/5分3R>
カイル・レジェス:145.6ポンド(66.04キロ)
矢地祐介:144ポンド(65.32キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ジョン・ユジン:116ポンド(52.62キロ)
ケイリン・カーラン:113ポンド(51.26キロ)
<フライ級/5分3R>
マクレーン・アルフレッド:126ポンド(57.15キロ)
ロマン・アルバレス:125ポンド(56.7キロ)
<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ:136.2ポンド(61.78キロ)
リッキー・キャンプ:135ポンド(61.24キロ)
<フライ級/5分3R>
ジェイ・テノリオ:126ポンド(57.15キロ)
シェーン・アルバレス:125ポンド(56.7キロ)
<ライト級/5分3R>
タイロン・ジョーンズ:154ポンド(69.85キロ)
ジョシュ・ムーニャ:155ポンド(70.31キロ)