【WNO15】ムンジアル無差別級王者メレガリ、2度目のノーギで滑りまくりも肩固めで一本勝ち
<アブソルート級/15分1R>
ニコラス・マレガリ(ブラジル)
Def.11分13秒by 肩固め
ブレイラー・グラウト(米国)
今年のムンジアル無差別級王者メレガリレガリが、2度目のWNO&ノーギ戦に出場。ノーギパン茶帯王者でキーナン・コーネリアスの教え子グラウトと対戦した。現在はテキサス州オースチンのニューウェーブ柔術を拠点とするメレガリレガリは、立ちレスが続く大内刈りを仕掛ける。シングルレッグに切り返されたが、メレガリレガリは足を抜く。逆にシングルレッグから、腰に手を回してテイクダウを決めたマレガリはハーフでトップを取り、そのまま三角を狙いそうだったが、乗り過ぎてバランスを取り直す。
グラウトは足を取りシングルレッグXに入ろうとするが、メレガリレガリは爪先を取って対処。足を捌きつつバックステップでし、しっかりとトップを取り切る。両ワキを差してパスし、そのままマウントへ。腕十字を狙いつつ、グラウトの反応にバック狙いに転じたメレガリレガリだが、すぐに正対されスタンドに戻る。
グラウトはシングルレッグを切られ、引き込んでハーフカードを取る。黒帯オープンクラスの世界王者は、ノーギでも苦も無く潜りからディープハーフに対応して、枕で固めてトップを取り切る。ここもパス&マウントとしたメレガリレガリは、ブリッジを潰し両ワキをすくって抑えると、頭を跨いで腕十字へ。汗でブリップが滑ったメレガリレガリは肩固めに移行するが、ここもグラウトが防ぎ、足を狙われる。スプロールして防いだメレガリレガリが3度目のマウント奪取へ。
グラウトも削られ、反応が鈍くンっている。メレガリレガリは足をすくいつつ腕十字へ。チョークスタイルグリップも取り切れず。ついには腕を抜いたグラウトがトップを取る。メレガリはニースライスを、簡単にシザースイープ。上を取り返すと、足関節狙いも捌いて一気に肩固めへ。どうにも極め切れないマレガリは、バックに移行しつつ後方からの肩固めでついにタップを奪った。