【BFC19】フェザー級王者ソト、蜘蛛ガードに毒針一閃
■フェザー級/5分3R
ジョー・ソト(米国)
Def.1R終了/TKO
ディエゴ・サライバ(ブラジル)
鋭い左ジャブを伸ばすサライバに、リーチで劣るソトだが、すぐにダブルレッグからテイクダウンに成功する。ハイガードを取り、エルボーを下から放つサライバに対し、ソトはスピード感溢れる右パウンドを落とす。オープンガード+手首掴み=MMA流スパイダーガードでソトの動きを封じるサライバはオモプラッタからリバーサルを狙うが、さすがに王者も察知してポジションをキープする。
クローズドガードに切りかえたサライバは、再びスパイダーの状態を取るが、ソトは構わずパウンドを落とす。さらに思い切り体重が乗った右エルボーをソトが落とすと、サライバの額が大きく割れ、一気に鮮血が流れ出す。ソトは深追いすることなく、自ら立ち上がり、ローを見舞ったところで初回が終了した。
インターバル中、ドクターがソトの傷をチェックし、試合続行不可能と判断。時間をかけて攻略するしかないと思えたスパイダーガードを毒針で一蹴した。
「ディエゴは素晴らしいファイターだ。彼が次のシーズンのトーナメントに出場して、再び戦えることを望んでいる」と語ったBFC世界フェザー級王者は、ジョー・ウォーレン×パトリシオ・ピッチブルの勝者を迎え撃つ防衛戦に集中することになる。