【BFC18】ロンバード、口には拳を――6秒TKO勝ち
■190ポンド契約/5分3R
ヘクター・ロンバード(豪州)
Def.1R0分6秒/TKO
ジェイ・シウバ(ブラジル)
【写真】試合前に「これまでの試合のように打撃で勝負してほしい」と余裕の表情を浮かべていたジェイ・シウバだったが、ロンバードはその打撃、僅か2発のパンチでシウバを失神に追い込んだ (C) KEITH MILLS
トーナメント決勝と同様に、グラウンドでのエルボーが認められたスペシャル・ノンタイトル戦。試合開始早々、距離を詰めたロンバードが右フックから左フックを決めると、シウバは頭から前方に崩れ落ちる。
6秒、文字通りの秒殺KO勝利を奪ったロンバード。試合前に「打ち合ってほしい」と軽口を叩いたシウバの言動を「王者は尊敬されるべき存在。でも、シウバはそれがなかった」と批判し、最後は「美しいKOだ」と自画自賛。無口でポーカーフェイスのロンバードも、目尻が下がりっぱなし、嬉しさを隠せない完勝劇だった。