【BRAVE CF55】ホゼ・トーレスが体重落とせず。バガウティノフが代役センテーラを61秒TKO──決勝へ
<BRAVE CFフライ級王座決定T準決勝/5分3R>
アリ・バガウティノフ(ロシア)
Def.1R1分01秒by TKO
ショーン・センテーラ(米国)
ホゼ・トーレスが体重が落とせないということで、センテーラは試合の2日前に、リズヴァン・アブエフ戦からトーナメント復帰&準決勝出場が決まった。
スイッチしたバガウティノフが圧を掛けて、左にまあるサンテ―ラが左ミドルからダブルレッグへ。右を被弾したサンテ―ラだが、そのままシングルに移行する。これを切られ殴られたサンテ―ラは、ヒザをついた状態で組みに行くがエルボーを受けて動きが止まる。
亀の状態のサンテ―ラに対し、バガウティノフは頭からワキ腹にパウンドを落連打し、頭を抱えて横向きになったところで回り込んで頭部を殴る。完全に動きが止まったセンテーラを見て、レフェリーが試合を止めた。
センテーラはエルボーが後頭部だとアピールしたが、レフェリーは側頭部だと有効性を認め、バガウティノフはヴェリムラッド・アルカソフとの決勝戦進出を決めた。
バガウティノフは「何て言えば良いのか、コーチの指示にしっかりと従ったまでだよ。決勝戦進出は王チャンピオンになることを意味する。最高の試合をファンに見せたい。アルカソフ、僕らはずっと長い知り合いだ。でもプロとしてケージの中で戦おう」と勝利者インタビューで話し、センテーラは「2日前にこの機会を得られたけど、次はフルキャンプをして臨みたい。まだ終わっていない。後頭部への攻撃だった。またフライ級の選手たちと戦い続けたい」とコメントした。