【DEEP103】小金翔と対戦、暫定ライト級チャンプ大原樹里「今日はちょっとイラッとしました(笑)」
【写真】計量直後には、すっかりいつもの大原に戻っていた (C)MMAPLANET
本日23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 103 IMPACTで、DEEP暫定ライト級チャンピオン大原樹里が、ZSTライト級チャンピオンの小金翔と戦う。
計量の席で、普段はソフトな大原が「DEEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」と感情的な言葉を吐いた。連戦男、コロナ禍の前の2019年には5試合、2018年には5試合中4試合をDEEPで戦ってきた大原は、前提ではあるもののチャンピオンとしてDEEPを代表して、外敵を迎え撃つ直前に溢れんばかりのDEEP愛を言葉にした。
昨日の計量直後に行われた大原樹里インタビューをお届けしたい。
──暫定チャンピオンになり、初めての試合です。これまで大原選手は、毎大会のように出場しているように感じられるほど、試合数をこなしてきた選手ですが、王者になって試合数が減って来るということは考えられないですか。
「試合に関しては、別に相手を選ばないので今まで通りのペースで戦っていきたいです。本当にこれまでも相手を選んで戦ってきたわけではないので、今後もそういうことをするつもりはないです」
──ただプロモーション側とすれば、チャンピオンにこの相手はまだノンタイトル戦といえども当てられないといこともあるかと。
「あぁ、そういうことですか……。その場合はそれで……いや、それでも『組んでください』ってお願いします(笑)。どの会場だろうが、試合順もどうでも良いですし、相手も誰でも構わないので。結局、相手を選ばすにハイペースで試合をすることで、自分はここまで来ることができたので、自分はそのペースの方が合っているんだろうなって思います(笑)」
──ハイペースで試合をしてきた結果、リザルトで白星が並ぶと以前とは違う自信のようなモノがついたということでしょうか。
「いやぁ、勝ってはいるけど、自分は格闘のセンスがあるわけでもないので、ずっとやってきたことがチョットだけ出せるようになってきたかというぐらいです。今まで通り、いっぱい練習しないと勝てないです」
──今回もそのように調整してこられたと思いますが、ZSTライト級王者の小金選手が相手です。
「相手は本当に誰でも良かったです。色々話を聞いていても、ZSTのチャンピオンか何か知らないですけど、ちょっとDEEPを蔑ろにして『RIZINに出たい』とか、何やら言っていますよね。暫定でもDEEPのチャンピオンとして舐めたらどうなるか、しっかりと分からせたいですね」
──計量の席でも同様のマイクがありましたが、温厚な大原選手にしても非常に珍しいと感じました。
「今日はちょっとイラッとしました(笑)」
──試合を盛り上げるための言葉ではなく?
「そうですね。ずっとDEEPでやってきた意地があるので、DEEPを蔑ろにされたりバカにされたりするのは、許せないですね」
──大原選手だからこそ、納得できる言葉です。
「これだけ試合をしてきたら、情もDEEPに移りますし。やっぱり意地とプライドもあります。DEEPがあって、今の自分があるので。回りの選手もDEEP愛があるかもしれないけど、俺が一番ですね。ある意味、DEEPの顔みたいにはなっているかと思いますし、DEEPの顔として迎え撃ちたいです」
──大原選手も小金選手も北岡選手と戦っています。結果は小金選手がドロー、大原選手はTKO勝ち。3段論法で自信になる部分はありますか。
「ルールも違うので、何とも言えないですけど……煽り映像とか見ても、『全局面、打撃でも勝てる』とか言っているので、勝てるんならやってみろよと思います」
──そんな大原選手ですが、正規王者の武田光司選手がRIZINで矢地祐介選手に敗れたことはどのように捉えていますか。
「もう『何、負けてんだよ』って感じです。『だったら、こっちでやれや』とはなってしまいますよね」
──明日の試合、その後を見据えて考えていることはありますか。
「取りあえずは暫定のベルトを正規のベルトにしたいです。今回、勝てば相手がいなくなっちゃうのでDEEPが言えば、DEEPに出ますし、もういっこ上のステージにも行きたいです、もう1回。俺も出る権利はあると思っています」
──計量直後にありがとうございました。最後に明日はどのような試合をしたいですか。
「いつも通り、バチバチに殴り合ってしっかりKOしたいと思います」
■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN
■ DEEP103計量結果
<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和:56.7キロ
[挑戦者] 伊藤裕樹:56.4キロ
<ライト級/5分3R>
大原樹里:70.7キロ
小金翔:70.75キロ
<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.15キロ
渋谷カズキ:56.85キロ
<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
関鉄矢:66.3キロ
<メガトン級/5分2R>
誠悟:124.05キロ
SAINT:108.9キロ
<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
橋本優大:61.5キロ
<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大:56.95キロ
杉山廣平:56.9キロ
<フライ級/5分2R>
鮎田直人:57.05キロ
関原翔:57.2キロ
<フライ級/5分2R>
力也:57.2キロ
日比野”エビ中”純也:57.0キロ