【UFC169】脅威のパンチ力!! トゥルージロが劇的逆転KO勝ち
<ライト級/5分3R>
エイブル・トゥルージロ(米国)
Def.3R2分32秒 by TKO
ジェイミー・ヴァーナー(米国)
レスリング・ベースで、フィジカルの強さが抜群のトゥルージロに対し、29歳のいぶし銀ヴァーナーが左ジャブを伸ばす。真っ直ぐ前に距離をつめるトゥルージロ、サークリングで間合いを外すヴァーナー。ヴァーナーが右ストレートを放っていく。左から右のフックを振るうトゥルージロが前にでると、ヴァーナーも右で迎え撃つ。勢いはトゥルージロが上か。
ヴァーナーはトゥルージロの左フックをダッキングでかわし、逆に左フックを打ち込む。さらに組みついてきたトゥルージロを逆に崩してバックに回って一回転、再びバックへ。そのまま首をコントロールし、上四方には入ったトゥルージロがノースサウスチョークへ。左手をヴァーナーの顔の下に入れることができないトゥルージロだが、親指を立てて大丈夫だとアピール。下からパンチを入れるトゥルージロは、両手で頭を押しに掛かるがチョークは外れない。
ヴァーナーはマウントに移行したが、ここで絞めが外れ試合はスタンドへ。勢いよくフックを振るうトゥルージロに対し、ヴァーナーも左右のフックを打ち込んだ。
2R、左右に回るヴァーナーは正面に立つと、左フックを打ち込みトゥルージロが姿勢を崩す。それでもフックを振るうトゥルージロだが、右を受けて低い姿勢でシングルレッグへ。腹で頭を殺してパンチを入れ、バックに回ったヴァーナーは、トゥルージロが立ち上ると、真っ向から左右のパンチを入れる。ふらつくトゥルージロに首相撲からヒザ蹴り、さらにアッパーを入れたヴァーナーだが、トゥルージロの右フック一発で頭からマットに崩れ、勝負は決した。体を何度も揺れるほど追い込まれながら、トゥルージロが恐ろしいまでのパンチ力を見せた。