【BFC】KIDを破ったウォーレンが、シーズン2出場
約2カ月後の4月10日(土・現地時間)にシーズン2が開始するBellator Fighting Championshipsに、日本マットで活躍したビッグネームの参戦が決定した。1日(月・同)、BFCは2006年世界レスリング選手権グレコローマン60kg級優勝、昨年のDREAMフェザー級GPでベスト4に輝いたジョー・ウォーレンが、ジョージー・カラキャニャン、ウィリアム・ロメロ、パトリシオ・ピッチブル、バオ・クァーチらが出場するフェザー級トーナメントに参戦することを発表した。
【写真】他の3階級と比較しても、粒ぞろいのメンバーが揃っているBFCシーズン2フェザー級トーナメントに、ジョー・ウォーレンという非常に楽しみなファイターが加わった (C) BFC
MMAデビュー戦で元WEC世界バンタム級王者チェイス・ビービ、そして2戦目に山本“KID”徳郁を破っているウォーレン、米国デビュー戦はベラトールFCシーズン2のフェザー級トーナメントとなった。
33歳のウォーレンは、06年中国の広州で行なわれたレスリング世界選手権グレコローマン60kg級で優勝、同年の全米レスリング協会からグレコローマン全米優秀選手に選出された強豪レスラーだ。08年の北京五輪で活躍が最も期待された一人だったが、07年の世界選手権予選後に行なわれたドーピングテストでマリファナの陽性反応が出て、2年間の出場停止処分が下る。
この出場停止期間中にMMA転向を決意し、ウォーレンはDREAMフェザー級GPでプロデビューを果たした。フィジカルに抜群の強さを見せ、ビービ、そしてKIDを下して決勝進出。ビビアーノ・フェルナンデスの腕十字の前に敗れたが、そのポテンシャルの高さは誰もが認めるところだ。
「アメリカ合衆国のために10年も戦ってきた。僕には赤と青い血が流れている。米国に戻ってきて、この国のMMAファンの前でデビューする準備はできている」というウォーレン。所属するチーム・クエストだけでなくユライア・フェイバーやスコット・ヨルゲンセンというWECトップファイターともトレーニングを重ねている。
「僕のパンチは速くなり続けている。日に日に成長しているんだ。前回の試合より1000倍は強くなっている。ベラトールFCに参戦して、僕の試合をテレビで観てもらえるのが楽しみだ」とウォーレンは言葉を続ける。同階級にはバオ・クァーチという経験豊富なファイターらが参戦。また、シーズン1の優勝候補で準決勝敗退に終わったウィルソン・ヘイスの出場を、ビヨン・レブニーBFC CEOが言及しており、非常に楽しみなトーナメントになりそうだ。
なお。1月29日(金・同)にはミドル級トーナメントに元WECファイターで、MMA戦績11勝1敗、現在4連勝中のエリック・シェンベリの出場もアナウンスされている。
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