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【Brave CF40】挑発上等、打撃戦は苦手……トゥルキャリがアスランからRNCで一本勝ち

<98キロ契約/5分3R>
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)
Def.2R1分57秒by RNC
イボ・アスラン(オーストリア)

オーストリア在住のトルコ人アスランは、ATTザグレブに所存しているファイター。対するトゥルキャリはIMMAF欧州王者でアマMMA戦績は18勝3敗、プロでは現在5勝0敗のヨーロッパMMA界期待の新鋭だ。

コール時から挑発しあう両者をレフェリーが分ける。トゥルキャリが左ジャブ、アスランは右ローを蹴りバンラスを崩させる。さらに左ハイからフックで前に出たアスランがクリンチでケージにトゥルキャリルを押し込む。体を入れ替えたトゥルキャリだが、ケージ中央に押し戻され、胸を合わせた状態でのクリンチ合戦が続く。

離れ際の右エルボーを空振りして姿勢を崩したトゥルキャリは、起き上った直後にアスランのフックの圧力に後退する。ここで再びクリンチ合戦となり、右腕を差しあげたアスランがテイクダウン。すぐにトゥルキャリが立ち上がるが、アスランがエルボーを打ち込む。続くクリンチ戦でエルボーを入れたアスランがテイクダウンを決め、鼻血を流したトゥルキャリがクローズドガードを取る。アスランはガードの中からエルボーを落とし、スクランブルでバックへ。胸を合わせたトゥルキャリが左右の連打、アスランも右フックを返す。勢いはあるが、トゥルキャリの打撃は粗すぎるか。

2R、左右のフックから左ミドルを入れたトゥルキャリに対し、アスランが右ローを蹴る。この一発でバランスを崩したトゥルキャリ。アスランがマウントを取りにいくが、トゥルキャリは腰を押して足を戻し、クローズドガードへ。上体を起こしパウンドを落とすアスランに対し、トゥルキャリは背中をつけた状態でバックハンドブローを打ち、オモプラッタへ。腕を抜いたアスランがスタンドで待ち受けるが、直後の右ローは空振りに終わる。この空振りで姿勢を乱したアスランから、ボディロックテイクダウンを決めたトゥルキャリがマウントを奪取する。

エルボーを落とすトゥルキャリに対し、アスランはバックを譲って立ち上がろうとしたが、そこで背中に飛び乗られる。背中が伸びたアスランは、パームトゥパームでタップを強いられた。直後に何やら罵声を浴びせるトゥルキャリ──試合中よりも試合の前後の方が威勢が良かった。


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