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【DEEP96】昇侍のプレッシャーに抗い切れず、COROが消耗し最後は左フックで大の字に

【写真】フィニッシュは左フック。これを貰わないように戦っていたCOROは削られていた(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
昇侍(日本)
Def.3R4分55秒by KO
CORO(日本)

左を振るうCORO、昇侍が前に出て左フックも空振りに。COROはオーバーハンドから右ロー、昇侍のジャブにCOROも左ジャブを打っていく。ローを蹴った昇侍に対し、カーフ気味のローを入れるCOROが左ジャブも当てる。COROのローに左フックを合わせようとする昇侍は、左ジャブの差し合いから左フックを振るう。

対してCOROはジャブとローをしっかりと当て、フックを受けないように戦っている。それでも昇侍は左フックを当てると、右も伸ばす。COROは下がらず、右を打ち返す。ならばと昇侍はアッパーを放った。

2R、打撃戦のなかで昇侍のローがCOROの急所にあたり、試合が中断。昇侍のパンチに圧力しないで戦うCOROが、手数が増えてもどこまで持ちこたえることができるか。と、ダブルレッグを見せたCOROがケージに昇侍を押し込むも、テイクダウンは取れずに離れる。

昇侍は左ボディフック、そして左フックから真っすぐの左と、攻撃を散らすようになる。COROは右ストレートをヒットさせ、ジャブも差していくとクリンチへ。首相撲&ヒザの昇侍に対し、COROは少し疲れてきたか。テイクダウンを切られバックに回られたCOROの動きは止まっているが、昇侍は左一発でスタンドに逃す。

終盤、ボディを決めた昇侍──COROは組みついていったが、タイム後も暫らく座ったままだった。

最終回、昇侍が素早いジャブを繰り出し、左フックへ。COROも右を打ち返し、ジャブを見せるも左を被弾する。右をヒットさせた昇侍は、左フックの空振り後に右を当てて、ヒザをボディに突き刺す。嫌がって離れたCOROに右を打ち込んだ昇侍が、右を再びヒット。テイクダウン狙いから、亀になったCOROのバックから殴る昇侍。

上を向かされ、シングルに出るCOROは動きが緩慢になりながらボディロックで立ち上がる。必死にテイクダウンを決め、ボディロックを続けたCOROに対し、昇侍はコブラでリバーサルに成功する。

背中を取られそうになり、足にしがみついて倒したCOROだがここから動けない。残り40秒、立ち上がって離れた昇侍にジャブを差すCORO。昇侍も足をキャッチされスリップする。と残り10秒を切り、左フックを受けたCOROが後方にダウンし試合が決まった。


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