【ShoXC】ポアイ15秒TKO勝ち、たまちゃんは敗北
北米MMA黄金2ウィークスも最後のイベントとなったEliteXC系SHOXCが、5日(土・現地時間)カリフォルニア州テーブルマウンテン・カジノで開催された。
【写真】日本人初出場となった、たまちゃん(右)。ベイスレーに一本負けを喫した(写真は公開軽量でのもの) (C) Pro-Elite
29日のストライクフォースとの共同イベントのゲート収益が1.1ミリオンを超えるなど、勢いに乗るEXCの人材育成大会『Elite Challenger Series』。日本から初めてEXC系の大会出場となったたまちゃんは、サーニャ・ベイスレーのグランドコブラツイスト=ツイスターで無念の一本負け。メインには日本マットでもおなじみのポアイ菅沼が出場、15秒TKOでジャレッド・ハマンを下したが、ストップが早いとハマンが抗議。両者、リマッチを要求した。
また、ホイラー・グレイシーの黒帯で、現在はサンディエゴにあるブラジリアン柔術大学でサウロ・ヒベイロのコーチを受けるファブリシオ・モランゴが、米国デビュー戦で職人ジョー・カマチョをTKOの連打で下したライト級、ミドル級でもアームバー・マスター=ジヴァニウド・サンタナが、キャリア11勝目(無敗)を10度目となる腕十字で手にするなど、EXCにもブラジリアンの活躍が目立ってきた。
昨年2月の旗揚げ以来、ストライクフォースとの共同イベント、PPVショー、SHOWTIME中継、そしてSHOXCと合わせて12度目のイベント開催となったEXCだが、今大会は疑いなくベストショー。スピーディかつ、アグレッシブ。そしてテクニカルな試合が連続した。5月31日にCBS進出に拍車がかかるSHOXCであった。