【CJJW2020】バンタム級世界王者アラルコンが、1回戦のオーバータイムでアンダーソンに下る
<フェザー級T1回戦/10分1R>
エライアス・アンダーソン(米国)
Def.OT
リチャード・アラルコン(米国)
ダブルレッグからシングルに切り替えたアラルコン、アンダーソンが足を抜いて立ちレスが続く。シングルでテイクダウンを決めたアラルコンが左の掌底を落とし、アンダーソンがデラヒーバ・ガードになってからもオープンハンドを打っていく。アンダーソンが立ち上がると、アラルコンはがぶりからグラウンドに持ち込みバックを狙うが、逆にアンダーソンがバック&フックを完成させる。
アラルコンが胸を合わせると、試合はスタンドに戻る。ここでアンダーソンはシングルをがぶられ、バックを狙われると引き込んで即スクランブル狙いへ。一旦、足関節を伺ったアンダーソンが立ち上がる。アラルコンのダブルレッグに対し、アンダーソンはジャンピングガ―ドからラバーを狙いつつ、クローズドガードを取る。アラルコンはガードの中から掌底を打ち、起き上って殴ると場外に。リング中央で再開となり、すぐにスクランブル。アラルコンの10フィンガーチョークは極まらない。引き込んだアンダーソンは足関節を防がれ、バタフライガードを取る。
クローズドで試合はマット中央へ移動、アラルコンが勢いのある掌底を入れる。残り2分、ダブルレッグでアンダーソンを持ち上げたアラルコンは、ギロチンを避けるようにゆっくりと下ろす。アンダーソンはラバーガードを狙い、体を起こしたアラルコンが持ち上げてからマットに下ろす。試合はタイムアップとなり、EBI延長へ。
3本目のスパイダーウェブで腕十字を極めたアンダーソンが、準々決勝進出を決め──バンタム級世界王者アラルコンが初戦で消えた。