【AFL23】スペインのMMA大会=Ansgar Fighting Leagueが、女子単独イベント「ヴァルキリアス」開催
【写真】ストロー級王座決定戦に出るミコル・ディセグニはIMMAF出身で、南アフリカのEFC Worldwideでプロデビュー、母国イタリア以外に英国、インド、米国で実戦経験を積み、スペインでタイトル戦に挑む(C)MAGUNUM FC
3日(月・現地時間)、スペインはバルセロナから3月14日(・同)のポリエスポルティウ・ムニシパル・ラ・マリーナ(市立スポーツセンター・ラ・マリーナ)でAFL23「Valkyries」が開催されることが、AFL(※Ansgar Fighting League)から発表されている。
AFLは2015年からバルセロナを中心にトレド、ラスパルマス、さらにポルトガルやブラジルでイベントを開催しているLas Artes Marciales Mextas(※スペイン語でMMAの意)プロモーションで、今回はValkyries=ヴァルキリアス=ヴァルキリースというタイトル名からも想像がつくように女子MMAのみの初大会となる。
ジョエル・アルバレス、そしてTUFウィナーであるフアン・エスピーノを輩出しているAFLが、新機軸として欧州で初のメジャー女子イベントの開催に踏み切った。メインは女子アトム級王座決定戦で、コンバット・アメリカ出場経験のあるヴァネッサ・リコとエミリー・モッタのスペイン✖ブラジル対決。
コ・メインは女子ストロー級王座決定戦で、こちらはベネズエラのエリザベス・ロドリゲスが、Cage WarriorsからBrave CF、さらにコンテンダーシリーズに出場したイタリアのミコル・ディセグニと戦うマッチアップとなっている。
日本国内以外では単独女子MMA大会が継続できているのはInvicta FCのみ。ROAD FCのXX大会も第一部は男子のファイトが組まれている。そのようななかでスペインのMMAプロモーションが踏み出した単独女子イベントの動向──気になるところだ。