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【UFN162】ボディ攻撃で削り続けたシリル・ゲニが、残り14秒でヒールを極めてMMAデビューから5連勝

<ヘビー級/5分3R>
シリル・ゲニ(フランス)
Def.3R4分46秒 by ヒールフック
ドンテイル・メイス(米国)

メイスの左サイドキックをキャッチしたゲニが右ストレート。メイスはスイッチしながら、中に踏み込んできたゲニにバックスピンキックを繰り出す。ゲニは左フックから右ストレートでメイスをケージに追い込む。ケージから離れたメイスは左ジャブ。ゲニの攻撃をステップでかわす。ゲニの左ローに右を合わせるメイス。ゲニは右ミドル。両者の左ジャブが交錯するはヒットはなし。

ゲニが右を繰り出しながら距離を詰め、ケージ際でもパンチを当てる。バランスを崩したメイスはすぐに立て直すも、ゲニの右ミドルをもらってしまう。さらにゲニが左ミドル。メイスの左フックをかわしたゲニが、右ショートをメイスの顔面に当て、さらにパンチの連打でメイスを下がらせる。ケージ際で左右のヒジ、右飛びヒザでダウンを奪ったゲニが、そのままパウンドを浴びせたところでファーストラウンドが終了した。

2R、メイスは大きな右を振るうが、それをかわすゲニ。メイスの打ち終わりに右を入れていく。ゲニの左ローがローブローとなり、試合は中断。再開後、ゲニの左フックと右ミドルがヒットする。左ジャブを放ちながら、足払いでメイスのバランスを崩すゲニ。メイスはなかなか攻撃を繰り出すことはできない。パンチの打ち合いも、インを制しているのはゲニだ。距離を詰めようとしたメイスの顔面に、右ハイを浴びせるゲニ。残り1分のところでテイクダウンに成功したゲニは、パスに成功する。切り返そうとしたメイスのバックを狙うゲニは、立ち上がった相手をボディロックでコントロールした。

最終Rはメイスの左ローでスタート。メイスの右ストレートに、ゲニが左ハイを返す。ゲニは右ロングアッパー、さらに右を振るって距離を詰めるが、メイスにかわされてしまう。しかしメイスも攻め手を見つけることができず、スタミナも切れたか。ゲニの右ロングフック、左ミドルがヒット。パンチを放ってきたメイスの顔面に右アッパーを当てる。さらに左ミドルを突き刺すと、メイスは嫌がる表情を見せる。

ラウンド残り2分、ゲニが飛びヒザを連発し、メイスをケージに追い込んでいく。さらに左ミドルを食らったメイスは腰を落とす。すかさずゲニはメイスをケージに落い詰め、ヒザ蹴りを連打。さらにテイクダウンを奪い、パンチとヒジを落としていく。そして残り15秒、メイスの左足を取ったゲニは、ヒールフック。これが極まり、メイスからタップを奪った。


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