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【UFC225】アリスターをエルボー葬、カーティス・ブレイズがタイトル挑戦に名乗り上げる

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
Def.3R2分56秒by TKO
アリスター・オーフレイム(オランダ)

ランク2位ながら掛け率でブレイズに遅れを取っているアリスターはサウスポー、ワイドスタンスかつサークリングを駆使する。構えを変えつつ、カウンター狙いのアリスターに対し、ブレイズも無暗に距離を詰めない。ローも出ないため2分近くも全く接触のないまま試合が進んだ。ハイを見せ、左を伸ばして前に出るブレイズが、ダブルレッグでテイクダウンを決める。

背中をマットにつかされたアリスターは、まず右のパンチを打たれる。ハーフのアリスターはケージに押しこまれると窮屈な姿勢で抑えられ、立ち上がることができない。アリスターが外掛けヒールを狙ったところで初回が終わった。

2R、組みに来たブレイズにヒザを当てたアリスターは、右フックをヒットさせる。必死に組み付いたブレイズはテイクダウンを決めると、アリスターはヒールフックへ。ヒザの締め付けが甘く、自らの回転で背中を見せたアリスターはバックを許す。胸を合わせながら立ち上がったアリスターにブレイズがヒザを突き上げて離れる。

首相撲を取ろうとしたアリスターに対し、ブレイクはアッパーを狙う。ブレイズもスイッチを交えて構え、ヒザを貰いながらテイクダウンに成功する。ハーフで殴るブレイズがエルボーを打ちつける。足を抜きにかかるブレイズが抑え続け、エルボーから右のパンチを勢いよく落とす。アリスターはこの回も下のままで終了を迎えた。

最終回、ダブルを受け止められたブレイズが、アリスターのボディにヒザを突き刺す。アリスターは左ミドル、しかしパンチで勢いが止まるとヒザ蹴り、パンチの連打を被弾する。動きが止まったアリスターをダブルレッグで倒したブレイズは、寝技に持ち込むと左のパンチ、エルボーを振り落す。またもヒールの形に入ったアリスターだが、殴られてまで極めるつもりはない。

クローズドに戻したアリスターに対し、ブレイズが右エルボー。動きが止まったアリスターにエルボーを続けたブレイズは、3発目で流血に追い込むと、そのままエルボーを続けレフェリーが試合を止めた。

攻撃を被弾すると動きが止まる悪癖が出たアリスター、勝者は「一言、次はタイトル挑戦だ。僕の順番だ」と話した。

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