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【ONE72】スプリットながら完勝劇、ヌグエンがクリスチャン・リーを返り討ちしフェザー級王座防衛

<ONE世界フェザー級選手権試合(※70.3キロ)/5分5R>
マーチン・ヌグエン(豪州)
Def.2-1
クリスチャン・リー(米国)

右に回るクリスチャンは、しっかりと距離を取る。ヌグエンも待ちの態勢で、左ジャブに右を合わせようとする。クリスチャンは細かくステップを踏み、ヌグエンが右を伸ばす。右を見せて組んでいったクリスチャンがボディロックから後方へテイクダウンし、サイドを奪う。ニーインベリーからマウントに入ったクリスチャンは、腰を押して立ち上がったヌグエンにギロチンからアナコンダチョークを仕掛ける。

そのままヒザを入れ、グラウンドに持ち込もうとするクリスチャンが、がぶりに移行すると汗で滑ってから、そのまますっぽ抜ける。圧力を強めるヌグエンに対し、クリスチャンは右を打ち込む。王者の右をかわしたクリスチャンが、まずは試合をリードした。

2R、ヌグエンがジリジリと前に出ると、クリスチャンはケージを背負う。テイクダウンを切られたクリスチャンは、ヌグエンの右に対して自らも右を振っていく。テイクダウンを警戒しつつカウンター狙いのヌグエン、両者にアクションの注意が与えられる。直後に右フックを当てて組んだクリスチャンだが、テイクダウンは奪えない。

離れたヌグエンがプレッシャーをかけて右オーバーハンド。左フックから、右を打たれたクリスチャンが右目を気にした素振りを見せる。ダブルレッグを切られたクリスチャンは、左ジャブを届かせる。ヌグエンは右ロー、右ストレートから組みを見せるクリスチャン。直後にヌグエンが右を振るって前に出る。ヌグエンの左フックが空を切ったが、圧はチャンピオンのラウンドとなった。

3R、右を振り、低い姿勢でシングルに入ったクリスチャンがヒザを入れて離れる。ケージ中央、前に出て来たヌグエンにクリスチャンがワンツーを放っていく。ヌグエンは左ハイ、右オーバーハンドを狙う。貰わないために下がるクリスチャンだが、右ローでバランスを崩される。ここで両者に注意が入るが、その後も慎重な戦いが続く。

距離を詰めたヌグエンが前に出るが、手は出せない。ついに両者にイエローカードが提示される。それでもフェイク合戦が続き、シンガポールのファンがブーイングを送る。残り25秒で組み付いたヌグエンが細かいヒザを見せてラウンド終了となった。

4R、パンチからダブルレッグを仕掛けたクリスチャン、切ったヌグエンが左右のハイを繰り出す。さらに右ローを蹴ったチャンピオンに対し、左を入れたクリスチャンが、続いて左フックを当てる。ローを蹴られた直後に組みついたクリスチャンが右を差してケージにヌグエンを押し込む。と、ダブルレッグからバックへ。即、反応するヌグエンに対し、クリスチャンが距離を取りなおす。

クリスチャンの前進に右のカウンターを合わせたヌグエン、その後は熱視戦が続きヌグエンがダブルレッグを決める。左右のパウンドを落とすヌグエンに対し、クリスチャンはクローズドガードから、腰を切る。右を打ち込んだチャンピオン、クリスチャンは三角絞めを抜かれてパンチを被弾する。パス狙いのヌグエンに対し、クリスチャンが蹴り上げからスタンドへ。このまま間合いを外し、ヌグエンが攻勢点でリードし最終回を迎えることとなった。

最終回、右を当てたチャレンジャー、続いて右アッパーを狙う。ヌグエンは左ハイ、ブロックしたクリスチャンはダブルレッグをスプロールされる。それでも距離を詰めたクリスチャンに、ヌグエンの右フックが打ち込まれる。右を当てて組んだクリスチャンがシングルレッグへ。ケージを背にしたチャンピオンが、細かいパンチを当てて右を差し返す。

ハイクロッチもテイクダウンをできなかったクリスチャンは、左フックを被弾する。オーバーハンドを放ちながらヒザをついたチャレンジャーは相当削られている。右&シングルを防がれるクリスチャンが、右を当てられる。クリスチャンは重心が高くなり、ダブルレッグで組まれてバックを許す。すぐに胸を合わせたクリスチャンは、ウィザードで耐えるが押し込まれた状態が続く。

残り30秒で離れたチャンピオンは、完全にカウンター狙い。前に出られないクリスチャンはローを蹴られ、バランスを崩す。左を見せたクリスチャンだが、ここでタイムアップに。4Rと5Rに確実に試合を支配したヌグエンだが、裁定はスプリットに。

結果、ヌグエンがクリスチャンを返り討ちにフェザー級王座初防衛に成功し、安堵の表情を浮かべ「最初にクソのようなパフォーマスを見せて申し訳ない。次は絶対にフィニッシュする」と話した。

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