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【UFN126】メデイロスの圧力を左で止めたセラーニが、最後は右ストレートで打ち合いを制す

<ウェルター級/5分5R>
ドナルド・セラーニ(米国)
Def.1R4分58秒by KO
ヤンシー・メデイロス(米国)

いきなり前に出て右を打っていったメデイロス。セラーニは左ミドルを返す。続くニータップを防いだメデイロスが後ろ回り蹴りからワンツーを繰り出す。セラーニは左エルボーも、構わずメデイロスが間に出て右を振るっていく。オーソ基調からスイッチしたメデイロスは、構えを変え蹴りを受けながら前に出る。メデイロスの右の直後にセラーニが右を返すも、続けてストリートを被弾して腰が落ちそうになる。

メデイロスはさらに右から左を思い切り振るうも、セラーニが左を当て尻餅をつかされる。笑顔で起き上がり、セラーニとハグしたメデイロスは前に出る時に左を当てられ、ヒザをつく。序盤のように前に出ることができなくなったメデイロスが後ろ回し蹴り、バックを取ったセラーニが離れる。セラーニはケージにメデイロスを押し込むが、メデイロス態勢を入れ替えられる。ヒザをボディに入れ左エルボーを打って離れたメデイロスだが、ショートのパンチを連続で被弾して足が泳ぐ。

体の軸を失いながらもパンチを放ち、首相撲を取ろうとしたのか両足が揃い、両手を前に出したメデイロスに対し、セラーニが右ストレートを打ち抜く。メデイロスが前方に真っ直ぐに倒れ、追い打ちのパウンドを入れたセラーニが1年2カ月振りの勝利を手にした。直後に見当を称え合った両者、セラーニがケージサイドにいた自らの祖母を紹介すると、メデイロスがケージを乗り越えて抱き合う。

「10秒前だと気付いていなかったし、とにかく終わらそうと思った。UFCの勝ち星でタイ記録になったと思うけど。次? UFCが言ってきたら、どこで戦うんだっていうだけだよ」とカウボーイは話した。


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