【Bellator194】クラックストン、TKOで2連勝も不満
<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン(米国)
Def.2R3分39秒by TKO
ホセ・アントニオ・ペレス(米国)
サウスポーのクラックストンが右ジャブを見せ、右斜め前にステップを踏む。右ローを蹴られたペレスがローを返す。クラックストンの左ハイは空振りにも、飛び込んでヒザ蹴りを狙う。ワンツーを見せてテイクダウンにつないだクラックストンがハーフからエルボーで削っていく。クラックストンが上体を起こして勢いのある右エルボーに転じると、ペレスの頭が揺れるようになり初回を取った。
2R、クラックストンの踏み込みで頭がぶつかったが、構わず左ミドルをさばいてフックからダブルレッグを決める。頭を抱えるぐらいしか対処のないペレスのインサイドハーフガードでクラックストンが左エルボー、右のパンチを打ち込む。マウントに近い位置関係で左右のパンチをクラックストンが落とすと、ペレスは横を向いてエルボーを打たれるままになる。ここでレフェリーが試合を止めた、
飛びヒザデビュー戦に続き、クラックストンがTKO勝ちを収め「デビュー戦は美しい飛びヒザだから、テイクダウンからエルボーの勝利は残念だ」と試合を振り返った。