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【Bellator180】山なし谷なし、5R終了。そしてベイダーがライトヘビー級新王者に

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ライアン・ベイダー(米国)
Def.2-1:49-46.49-46.47-48
フィル・デイヴィス(米国)

ケージの前をサークリングし左ジャブを伸ばすデイヴィス。ベイダーは左フックから右を伸ばしたところでデイヴィスが組み付く。切ったベイダー、デイヴィスは右を差してケージへ移動もここは距離を取り直す。スイッチも見せるベイダー、オーソに戻すとデイヴィスが右ローを蹴っていく。間合いの取り合が続き、デイヴィスの差し上げテイクダウンをベイダーが切る。

右ローが良いチャンピオンはテイクダウン狙いから右フック、そこもベイダーがかわしていく。テイクダウンは切られている。しかし、仕掛けという部分でリードするデイヴィスにベイダーがワンツーを放っていく。前蹴り、右を振って組みに行くデイヴィスが微差を取ったか。

2R、ジャブの打ち合いからハイキックを狙ったベイダー。ガードしたデイヴィスに対し、ベイダーがサウスポーに。オーソに戻したベイダーに、今度はデイヴィスが右ハイキックを放つ。ローに組みにいったデイヴィスだが、それほど固執はしていない見せテイクダウンだ。組みと打撃のプレッシャーでリズムを掴もうとするデイヴィスはプレッシャーを強め左ミドル。ベイダーは回るようになり、デイヴィスが右ハイ、左を差してテイクダウンを仕掛けるが、ベイダーがウィザード&横移動という基本的な防御で対応する。

決め手、流れを確固たる攻防がないまま、ベイダーは右を当てて前へ。その一発と、それ以前のプレッシャー、判断が難しいラウンドとなった。

3R、サウスポーのベイダーに右ミドルを入れたデイヴィス。オーソに戻すと、左の蹴りを使う。右スーパーマンパンチから左を入れたチャンピオンに、ベイダーがワンツーを返す。デイヴィスは右ローを蹴り、左構えになる場面も。ジャブを入れたベイダー、次の一手がない。と、右を2つ見せて離れたベイダーに王者が左ミドルを蹴っていく。

手探りの攻防が続き、MSGのファンがブーイングを送るように。前に出るデイヴィスが右フック、と残り20秒でダブルレッグを成功させたベイダーがギロチを狙う。しかし、強引過ぎてトップを取り返したデイヴィスが、パウンド仕掛けたところでタイムアップに。テイクダウンを決めたベイダーだが、それ以前の動きは少ない。ただし、デイヴィスもダメージは与えていない――ここも微妙なラウンドとなった。

4R、王者がサークリングを駆使して左ジャブ、右を伸ばす。レフェリーがファイトと指示を与えるような展開のなかで、互いに時間の距離を保ちデイヴィスのテイクダウンは切られる。切ってからの離れ際で攻撃が欲しいベイダーが、右フック。デイヴィスのハイキックがダックのベイダーの頭上を越える。

ベイダーの右、デイヴィスの左が軽く互いの顔面を掠める。 ベイダーは左ミドルを2連発、デイヴィスが右ローを蹴り返す。左ミドルを受けて、やや身を固くしたベイダーはまたも左ミドルを蹴られるも、右フックを返す。ジャブを2発、最後に当てたベイダーだが山のない平坦な試合が続いた。

最終回、左を当てたベイダーに対し、足を使ったチャンピオンが左を返す。右の相打ちでバランスを崩したデイヴィスに対し、ベイダーは様子見に戻ってしまう。右ロー終わりに右を当てた王者は、次の接触で左フックをヒットさせる。それでも前に出ないベイダーは右を受けてからのダブルレッグをスプロール。受動態のチャレンジャーは、残り2分20秒でダブルレッグ。尻もちからデイヴィスがすぐに立ち上がるも、ケージに押し込まれる。

自ら離れたベイダーは、デイヴィスの前進にサークリングを続ける。ブーイングのなか左に回り続けるベイダーが右を当て、シングルレッグを仕掛けて切られる。残り10秒も滞りなく終わり、世界ライトヘビー級戦は平坦なまま終了した。

結果、スプリットでベイダーが新王者に輝いたが、PPVの時間が迫っておりインタビューすら行われなかった。


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