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【TUF24】レビュー08 貫禄のエリオット、アラニツをブルドッグチョークで破る

elliott【写真】2013年8月のUFC出場時のティム・エリオット。今では髪の毛もヒゲも控えめになっている (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、ネバダ州ラスベガスのパームス・カジノリゾート内ザ・パールで開催されるTUFシーズン24「Tournament of Champions」。世界各国のプロモーションから集まった16名のフライ級王者が生き残り合戦を戦い、優勝者が今大会でUFC世界フライ級王者デメトリウス・ジョンソンへ挑む。

そんなTUF24レビュー、第8 回はエピソード07で組まれた最後のトーナメント1回戦=ティム・エリオット×チャーリー・アラニツ戦の模様をお伝えしたい。


<TUF24フライ級T1回戦/5分2R>
ティム・エリオット(米国)
Def.1R1分51秒by ブルドックチョーク
チャーリー・アラニツ(豪州)

今シリーズの出場メンバーで唯一のUFCベテラン、オクタゴンでは2勝4敗でヘッドコーチの=ジョセフ・ベナビデスにはギロチンで敗れている。その後、タイタンFCでフライ級王座を獲得しておりシード03で初戦に臨んだ。

変則的な打撃の持ち主だったエリオットは、その打撃の進化をアピールしオクタゴンへ。アラニツは左のフックを振るいながら前に出て、右ローを入れる。エリオットは接近戦での打撃戦にも呼応し、ローでバランスを崩させる。アラニツのパンチをヘッドムーブでかわしたエリオットだがギロチンに失敗してガードを取る。

スクランブルのなかでバックを狙うアラニツだったが、取り切れず離れるとパンチで前へ。エリオットは左を当ててからダブルレッグ、すぐに立ち上がったアラニツをもう一度倒すとバックを取りにおく。腹ばいになったアラニツをRNCグリップのまま背中に乗らず、最後はブルドッグチョークでエリオットが余裕の勝利を得た。

これでシーズン24フライ級トーナメント一回戦が終了。準々決勝の顔合わせは以下の通りに決まった。

<TUF24フライ級T準々決勝/5分2R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
カイ・カラフランス(ニュージーランド)

<TUF24フライ級T準々決勝/5分2R>
扇久保博正(日本)
アダム・アントリン(米国)

<TUF24フライ級T準々決勝/5分2R>
エリック・シェルトン(米国)
ホナウド・カンジド(ブラジル)

<TUF24フライ級T準々決勝/5分2R>
ティム・エリオット(米国)
マット・シュネル(米国)

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