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【UFN98】ドスアンジョス、圧力を掛けることできず。ファーガソンが突破力で9連勝を達成する

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<ライト級/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国/3位)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル/2位)

右ローを入れたドスアンジョス、やや遠目の距離からローを続ける。ドスアンジョスの左ストレートにも、ファーガソンが思い切り右を振るっていく。ここでダブルに出たドスンジョスだが、ファーガソンがスプロール。と、ファーガソンの左ジャブに、ドスアンジョスが左ストレートを入れる。距離が近付いてくると、ファーガソンがエルボー、ドスアンジョスは右フックを耳の後ろに打ち込む。

ファーガソンのローに左ストレートを思い切り打ち込むドスアンジョスが、ローでファーガソンのバランスを崩すと、そのままトップを取り切る。バタフライガードにもエルボーを落とし、立ち上がり際に左を入れたドスアンジョスは、左ジャブをよけて右ストレートを伸ばす。そして左ローを思い切り入れると、足を使うファーガソンを追いかけて回転バック拳を繰り出す。それでもケージ際に押し込まれないファーガソンだったが、初回はドスアンジョスのラウンドとなった。

2R、左フックから右ストレートを入れたファーガソンが前に出る。ドスアンジョスはローを返し、左ストレート。スイッチを取り入れるファーガソンに対し、ドスアンジョスは指が目に入ったとアピール。レフェリーのブレイクにも、ドスアンジョスの顔を覗き込むように挑発するファーガソン。

再開後、ファーガソンの距離で打撃戦が展開されるが、ドスアンジョスは左ミドルを入れるなどやや遠目の距離でも十分にやり合っている。ファーガソンは左ローを使うようになり、アウトからドスアンジョスの前足を削っていく。スイッチして、右ジャブを当てたファーガソンは右ロー、ドスアンジョスの左ハイにも距離を詰めてパンチを放っていく。応じるドスアンジョスは左フックを入れるが、左ストレートを効かされケージまで下がる。

持ち直したドスアンジョスだが、右ジャブをダブルに被弾しローから前蹴りをボディに受ける。さらにファーガソンは左から右を入れてラウンドを締めくくった。

3R、スーパーマンパンチから左アッパーで前に出るファーガソン。ドスアンジョスはテイクダウン狙いも、その勢いで立ち上がり試合はすぐにスタンドに。ボディを攻撃し、ショートのフックから回転系のパンチをつなげるファーガソンの手数の多さが目立ってくる。ドスアンジョスの左ハイにも、踏み込んで右を打ち込んでいったファーガソン。さらに右から左のスナップのきいたパンチを見せる。

ドスアンジョスは左を2発入れると、ファーガソンは右エルボー。間合いを外しつつ、ドスアンジョスがロー、そして左フックを打ち込む。さらに右ボディから左フックを入れたドスアンジョスだが、ファーガソンは下がらず前に出てきて左右のショート、右ジャブを当てる。左ミドルを受けても、やはりファーガソンは下がらない。それでも左の相打ちから、連続して左とスピニングバックフィストを被弾してしまい、ファーガソンはラウンドを失った。

4R、蹴りの応酬からファーガソンは左リードアッパー、そしてスーパーマンパンチに強烈な右ヒザを顔面に突き上げる。直後にドスアンジョスはスライディングを見切ると、ファーガソンが必死に立ち上がる。右ローを蹴り合った両者、構えを変えた長後のファーガソンのジャブはドスアンジョスの顔面を捉えるも、ドスアンジョスも右アッパーを返す。左から右、ヒザ蹴りで圧力を強めるファーガソンは左ミドルを受けても前に出て、ダブルレッグを切る。

ドスアンジョスの左ミドルがファーガソンのボディを捉えるが、打たれると必ずファーガソンは前に出る。そして左ボディ、右ストレートを入れると、ドスアンジョスが左フックを当て返す。右から左を被弾し、頭が仰け反ったアンジョスは、一旦尻餅をついた変則的なテイクダウン狙いをスプロールしたことで、パンチを纏められた。

最終回、ドスアンジョスが左ミドルハイから右を伸ばすも、ファーガソンはジリジリと前に出る。そこに再び左を入れたドスアンジョスは、左フックも顔面に打ち込む。ファーガソンは前に出続けて右ストレート、ドスアンジョスが左フックを当てる。ケージを背にしたドスアンジョスにボディフック、左ジャブをファーガソンが入れる。

殴られても、蹴られても前に出るファーガソンは左右のパンチを入れる。回りながらパンチを返したドスアンジョスに、右エルボー。続いて左ジャブから右ストレートをファーガソンが当てていく。左アッパーも打ち込んだファーガソンは左ミドルを蹴られて、右ローを2つ返す。最後まで決定打こそなかったが、圧力を掛け続けコサックダンスのような奇妙なフェイクまで駆使したファーガソンは試合終了と同時に勝利を確信。

結果、ジャッジ3者とも48-47でファーガソンを支持。UFCライト級史上初の9連勝を達成したファーガソンは、「ビバ・メヒコ」と絶叫。一方、敗者は「指が目に入ってから二重に見えるようになった。でも、今日はファーガソンは僕より良いファイターだった」と話した。


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