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【RFC33】キム・ミンウと対戦、根津優太<01>「強くて良いんです。逆にそうじゃないと困ります」

yuta-nezu【写真】それまで笑顔を見せていても、カメラを向けられるとこの表情に。これは根津に残るヤ○キー気質か (C)MMAPLANET

今週末24日(土・現地時間)に韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FCで韓国MMA界の未来キム・ミンウを対戦する根津優太。

豪快な右ハイKOで韓国のファンのハートを掴んだパク・ヒョンギュ戦(C)ROAD FC

豪快な右ハイKOで韓国のファンのハートを掴んだパク・ヒョンギュ戦(C)ROAD FC

修斗環太平洋王座を手にし、ロードFCに乗り込むと初戦は衝撃的なハイキックKO勝ち。しかし、今年の1月にはタイトル戦線で浮上すべき対戦したムン・ジェフン戦で判定負けを喫した。

あの敗北から根津は何を学び、今回のキム・ミンウ戦に賭ける気持ちとは。宵越しの銭は持たない気風の良さ、横文字は読めない──とことん粋な根津の心境を訊いた。


──試合まで1週間となりました(※取材は9月17日に行われた)。現時点の体調の方はいかがですか。

「体調は……昔から良いとか悪いとか分かっていないのですが、前回よりは良いですね」

──つまり前回……1月のムン・ジェフン戦ではコンディションが良くなかったということですか。

「思い返してみたら、練習量から何から不十分でした。8連勝していたことで気の緩みが知らず知らずのうちに出てきていました。軽く考えてしまっていたんです。試合後には鈴木(秀明)会長にも怒られました。怒られたというか、『あんなに大きな大会に出させてもらえて、ストラッグルのジムの仲間も応援している。ジムを代表して、国を出て戦っているんだから、もうお前一人の体じゃない』という言葉で目が覚めたような気持になりました。

相手に合わせ過ぎて、自分を出していない。蹴り、ムエタイを出さずに戦っていました。ホントにムン・ジェフン選手に勉強させてもらいました。『こんなんじゃ、お前勝てないよ』って教わった試合になりましたね」

──そういうなかで迎えるキム・ミンウ戦です。正直、なかなかタイトル戦線に絡んでこない韓国人選手は名前と顔が一致しない状況なのですが、キム・ミンウという選手は初めて見た試合で名前と顔がインプットされました。個人的にはそれだけの逸材だと思っています。

「ガンガン打ち合えるし、距離も見ることができますね。強いですね。全部できます。相手の動きを良く見ることができる選手です。そのうえで、バチバチにやりあえる。だから燃えます。そういう一癖あるようなヤツの方が。

強くて良いんです。逆にそうじゃないと困ります。何のために日本を出て戦っているのか。強いヤツを求めているからです。イ・ユンジュン選手はタイトル返上になってしまいましたが、キム・スーチョル選手もいる。キム・ミンウ選手もいる。ロードFCのバンタム級は相当レベルが高い。そこでベルトが巻きたくて、戦っているので」

──激しい打撃戦になりそうですか。

「激しい打撃戦というか、しっかりと練習をしてきたことを出したいです。打撃戦だけじゃなくて、テイクダウン合戦だろうが、寝技だろうが、何でもやってやりますよ。寝技も上田(将勝)さんと練習してきたし、その成果だってケージで見せたい。練習してきたことを無駄にしたくないので、どんな局面でもやってきたこと出し切りたいと思います」

──この試合に向けての練習環境は?

「ストラッグル、パラエストラ東京は土曜日に。あとはネバー・クワイトですね」

──ネバー・クワイト???? それは……。

「ハイ、安藤(晃司)が慧舟會東京道場を買い取って9月から始めた」

──えぇと、それはネバークイットと読むのではないでしょうか……Never Quitなので……。

「アハハハ、俺流ではネバー・クワイトでした。クイットですか? ハハハハハ。バカがばれる(笑)」

──クワイエット、Quietと混ざってしまったと(笑)。

「いや、最初見た時にクワイエットかと思ったけど、なんか違うなって。だからクワイトかと思っていました。スイマセン!! やらかしてしまいました(笑)」

──頂きました。ありがとうございます(笑)。

「やっちゃいました(笑)」

──基本、門前仲町のあの場所で練習するのは変わりないということですね。

「ハイ。一般練習のメンバーは変わりないですけど、プロ練習は変りました。重量級の練習は昼にやって、軽量級は僕が仕切らせてもらっています。ネバークイットでは(笑)、石神保貴、小田切勇の慧舟會東京本部だった連中、それと北原史寛、村田卓見選手も来てもらったりしています。

どうしてもスパーリング中心になってしまうので一度、岡見(勇信)の練習を見にいって参考にさせてもらおうと思っています。これまでも岡見任せだったんで(苦笑)」

<この項、続く>

■RFC33対戦カード

<無差別級T決勝/5分3R>
チェ・ホンマン(韓国)
マイティ・モー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ホン・ヨンギ(韓国)
上迫博仁(日本)

<72.5キロ契約/5分3R>
佐々木信治(日本)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
根津優太(日本)

<ライト級/5分3R>
パク・ウォンシク(韓国)
阿部右京(日本)

<ライト級/5分3R>
ムングオスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
キ・ウォンビン(韓国)

<54キロ契約/5分2R>
リン・ホーチン(中国)
キム・ヘイン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
キム・ネチョル(韓国)
パク・ジョンギョ(韓国)

<63キロ契約/5分2R>
ジャン・デヨン(韓国)
キム・ヨングン(韓国)

<64キロ契約/5分2R>
ヤン・チョンカイ(中国)
ジャン・イクファン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・フソン(韓国)
キム・セヨン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・ジョンヨン(韓国)
チョ・キョンイ(韓国)

<ミドル級/5分2R>
オ・ジェソン(韓国)
キム・ジフン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ギュファ(韓国)
キム・テギュン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
スチュアート・グッチ(英国)
チェ・ウォンジュン(韓国)

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