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【Polaris03】危険以上楽しみ。ホウジマール・トキーニョ×ゲイリー・トノン

Toquinho vs Tonon【写真】いったいどのような試合になるか。足関節以外の攻防も実は注目だ (C)MMAPLANET&POLARIS

2日(土・現地時間)、英国はプールのライトハウスで開催されるポラリス03=Polaris Professional Jiu-Jitsu Invitational03。英国版ノーポイント&オンリーサブ・グラップリングが、タイムリーかつ興味深い――そして危険な一戦を組んできた。

それがゲイリー・トノン×ホウジマール・トキーニョの一戦だ。トノンはエディ・カミングスと並び、新足関時代の寵児――いってみれば、乾坤一擲的な仕掛けでもあった足関節をしっかりとしたステップ・バイ・ステップを踏んでセットアップする流れを作った張本人だ。それもシン・トゥ・シン・ガードやバタフライフックからのシッティング・カニばさみ的な動き、まるで足関幾何学を思わせるようなバリエーションを持っている。

対してトキーニョは、その屈強な上半身の筋肉&タップしても外さないという悪行を重ねたことでUFCをリリースされ、WSOFでは世界ウェルター級王座防衛戦でジェイク・シールズに対し、キムラ・アームロックでタップを奪いながらリリースせず、試合中に度重なるアイポークがあった角でタイトルを剥奪されてしまった。そんな試合を繰り返してきたことで、足関節自体も力づくというイメージが強い。

しかし、その実態はパウンドのあるMMAでも引き込み、シッティングからインヴァーテッド・ヒール、さらに対戦相手の反応に合わせてヒザ十字へ移行するなど、実はトノンが参考にしたように類似点も多い。それでも両者の足関節がまるで違う印象を与えるのは、トキーニョはMMAで戦っているうえで極められないと殴られるという状況下で、素早く極める必要性があった。対して、ノーギ・グラップリングでその威力を発揮してきたトノンはじっくりと仕掛け、繰り返し仕掛けることができる。

この両者のリズムを考えると、やはり先に仕掛けるのはトキーニョのように感じられる。回って逃げると――ついてこられてヒール、トノンだけが回りトキーニョが泳がせるような形でヒザ十字という得意パターンをトキーニョは持つが、トノンは「できれば回らずに対処する」という発言をしている。こうなると、両者が左右どちらの足を相手の左右の足、ヒザ裏に突っ込んでいくのか。またその瞬間を、両者が尻餅をついた状態で狙うのか、一方が立っている状態で――上下どちらの選手が仕掛けるのか。とてつもないパターンの仕掛けが見られるだろう。

そんな一瞬たりとも目が離せない足関合戦――と同様に、足関節以外のファクター、さらに両者の10キロ以上の体格差がどのように影響してくるのか。いずれにせよ、繰り返しになるが一瞬たりとも目が離せない戦いになることは間違いない。

■ 対戦カード

<ノーギ/15分1R>
ホウジマール・トキーニョ(ブラジル)
ゲーリー・トノン (米国)

<ノーギ/15分1R>
AJ・アガザーム(米国)
ジェイク・シールズ(米国)

<ノーギ/15分1R>
アウグスト・メンデス(ブラジル)
エディ・カミングス(米国

<道着/15分1R>
ブルーノ・フラザト(ブラジル)
ジャンニ・グリッポ(米国)

<道着/15分1R>
ゲザリー・マツダ(ブラジル)
ローレンス・フーヤ(フランス)

<道着/15分1R>
ダラフ・オコネル(アイルランド)
ジョン・サタヴァ(米国)

<ノーギ/15分1R>
ジオ・マルチネス(米国)
ルイス・トスタ(ブラジル)

<道着/15分1R>
ジョアオ・ミヤオ(ブラジル)
佐々幸範(日本)

<ノーギ/10分1R>
トラヴィス・ネワザ(米国)
ベン・ダイソン(米国)

<ノーギ/10分1R>
アダム・アドシェッド(英国)
フィル・ハリス(英国)

<道着/10分1R>
キース・マッケンジー(英国)
ジェフ・ローソン(英国)

<道着/10分1R>
ヴィニシウス・デカストロ(ブラジル)
グレッグ・クリール(英国)

<ノーギ/10分1R>
アラン・ポゾ(ブラジル)
ミカー・アトキンソン(英国)

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