【UFC193】ロンダ・ラウジー陥落、ホーリー・ホルムが左ハイで失神KO勝ち!!!!!!!!
<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国/7位)
Def.2R0分59秒by KO
ロンダ・ラウジー(米国)
タッチグローブを拒否したロンダ。ホルムは左に回り、ロンダが前に出てくると左ストレートを入れる。右にも回り距離を取るホルムが前蹴り。さらに左ストレートを伸ばすと、ホルムは下がりながら右を入れる。ロンダは右を伸ばして距離をつめるが、一旦離れてパンチへ。蹴りを受けそうになるなど、リズムに乗れないロンダは鼻血を流している。
アウトに出て右フックを放つし、スナップを効かせた左エルボーを打ち込んだホルム。ロンダはそれでも組みついて払い腰を浴びせるように決めグラウンドへ。そのままバックを窺うも、ホルムは前方に落としつつスタンドへ戻る。スタンドに戻るとヒザ蹴りの前蹴りを入れ、前進に左を打ち込む。そんなホルムを捕まえ切ることができないロンダは、左ストレートを被弾する。
残り70秒で左ストレートを受けると、ヒザを落とし気味になったロンダは、すぐに左を被弾する。ホルムの右ローに左フックを合わせたロンダだが、何とここで組み付かれボディロックからテイクダウンを奪われてしまう。
すぐに立ち上がったホルムに対し、まるでクロールするように姿勢を乱してれパンチを振るいつつ前に出るロンダはキャリア最大のピンチを迎えた初回となった。
2R、いきなり左を被弾したロンダは、回るホルムを追いかけては左を被弾する。サイドキックを入れ、ロンダの前進には左脇腹のよこを低い姿勢で走り抜けたホルムは左をもう一発入れる。バランスを崩したロンダが、両手をマットにつける。背中を向けたままで立ち上がったロンダに対し、ホルムは左ハイ一閃。巨木が倒れるようにマットに沈んだロンダに、ニーインベリーから鉄槌を入れたホルム。ロンダは既に意識を飛ばしており、新チャンピオンが誕生の瞬間となった。
「凄くサポートされて、ここにきて。父、母、コーチに支えられてきた。家にいる母、チーム名がの皆が私を助けてくれた。彼女の組み技対策のたえに、これまでのどの試合よりジムに居続けた。レンジ、ステップ、ずっとこれまでのキャリアで磨いてきた」と話し下手のホルムが多弁になり、得意の宙返りを披露。そして──UFCの世界戦では恒例の敗者へのインタビューは行われなかった。