＜女子ストロー級／5分3R＞
アシュリング・デイリー（アイルランド／15位）
Def.3-0:30-27.29-27.29-28
エリカ・アルメイダ（ブラジル）

いきなりワンツーの連打突っ込んだデイリーに対し、アルメイダは首相撲で捉えヒザを入れる。ケージに押し込みヒジを入れたアルメイダは、ケージ際に押し込まれても体を入れ替えてヒザ蹴りを再び顔面に突き上げる。ダブルレッグからケージにアルメイダを押し込むデイリーを大合唱でサポートするダブリンのファン。

デイリーがアルメイダをケージに押し込む展開が続き、ついに小外掛けでテイクダウンに成功する。直後のスイープ狙いを潰されたアルメイダは腕十字も体重を掛けられて失敗。デイリーがパウンドを連打しパス狙い。足を戻そうとしたアルメイダに思い切りパンチを入れたところで初回が終わった。

2R、アルメイダの首相撲からヒザをボディに受けながらケージに押し込んだデイリーが、ここでもテイクダウンに成功する。アルメイダはまたもスイープに失敗し、デイリーが肩固めへ。これは決まらなかったがハーフのアルメイダの顔面にパウンドを連打する。足を戻したアルメイダはパンチを被弾しながら三角、ヒップエスケープからスクランブルの展開となり、ついにトップを奪うことに成功する。

残り2分、サイドを取ったアルメイダは腕十字狙いに反応したデイリーのバックへ。両足をフックされたデイリーが後方へパンチを連続で放つ。アルメイダは腕十字狙いからRNCへ。リストを掴んで耐えるデイリーに対し、アルメイダが後方からパンチを入れ2Rが終わった。

最終回、観客を煽るデイリーが荒いフックで突進。首投げを狙うと、アルメイダは背中に乗ろうとする。前方に落とされそうになり、結局ガードポジションを強いられたアルメイダはデイリーのパンチに蹴り上げで反撃。デラヒーバガードに入り切れないアルメイダの顔面にデイリーはパウンド&鉄槌を連打する。足を捌きにかかるデイリーに対し、アルメイダは蹴り上げを連続する。右のパンチから鉄槌を連打するデイリーはタイムアップと同時に大きく両手を広げて勝利をアピール。セコンドの力を借りてケージによじ登ると、アイルランド国旗を大きく誇示した。結果、ジャッジはデイリーの勝利を支持した。

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