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【RFC24】中原太陽と対戦、キム・スーチョル<02>「格闘技の聖地でファンに素晴らしい試合を」

Kim Soo Chul with ROAD FC stuff【写真】闇夜に浮かぶRFCスタッフとキム・スーチョル。兄と慕うメンバーにも可愛がられている。右端の人、何とかならないか──と思ってしまうポージングだ(C)MMAPLANET

25日(土)に東京都江東区の有明コロシアムで開催されるRoad FC24で中原太陽と対戦するキム・スーチョルのインタビュー後編。

日本のRising Onでプロデビューを飾って以来、5年振りの来日を前に韓国の成長と、格闘技論を語ったキム・スーチョルに引き続き格闘技観、そして対戦相手=中原太陽に続いた引き続き話を訊いた。そこでは韓国人ファイターらしいメンタルと、キム・スーチョルの独特な世界観が語られた・

<キム・スーチョル インタビューPart.01はコチラから>

──技術やフィジカルはトレーニングである程度、克服できるかもしれませんが、その元となる闘争心、意志という部分はどのように気持ちを作り変えることができたのでしょうか。

「貧しさ……貧しさ自体は抜け出せることでもあり、自分より悪い状況にいる人達もいると思いますが、どの選手も同じだと思います。両親に家を買ってあげたい、愛する人と暮らすための家を建てたいという想い、そして10年後には自分のチームのメンバーの皆が外車を乗り回す、といった夢を見ます。皆がより良く生きるために。

そういった想いがメンタル、より強い意志、闘争心を生んでくれます。以前は楽しむためにやっていましたが、今は生存のために、生き残るためにやっています」

──では、中原太陽戦に向けて、今はどのようなトレーニングを積んでいますか。

「全体的にバランスよく練習しています。自分は技術的なものより精神的なものを重視しているのですが、とにかく対戦相手の事を考えています。相手の事について、朝起きたら1回、夜に1回。このように相手の事を考えながら、試合の準備をしています」

──相手の何を考えているのでしょうか。

「相手の姿、オーラ、雰囲気といったものですね。相手ももちろん闘争心を持ち、試合に臨んできます。鏡を見ているようなものです。自分の闘争心と相手の闘争心、2つの闘争心のぶつかり合いといったところですかね。結局のところ、相手のことを考えるということは鏡を見ているかのような感じですね」

──現在の練習内容はどのようなモノになっていますか。

「所属するチーム・フォースで全て準備できます。ソウルから、ROAD FCバンタム級王者イ・ユンジュン選手、ライト級王者クォン・アソル選手、他にもホン・ヨンギ選手、そしてK-1で活躍したクォン・ミンソク選手、ラ・インジェ選手などですね。チョ・ヨンスン、ホン・ジョンギなど韓国でも最高のメンバーと一緒に肌を合わせ、練習しています。

──では中原太陽選手の印象は?

「とても運動神経が良く、格好良いですね。全体的にどの場面でもフィニッシュできる力を持っている選手ですので、打撃でもグラウンドでもレスリングでもどの場面でも全て念頭に置いています」

──どのような試合を日本のファンの前で見せたいですか。

「激しく、熱い試合をお見せしたいです。エネルギッシュな熱い試合を」

──韓国のファンと違い、まだスーチョル選手のことを知らない日本のファンに、ファイターとしての長所、人間としての長所をアピールしてください。

「ファイターとしての長所? うーん……試合に対しての真剣度だと思います。練習の時は同じチームのメンバーとたまに笑いながら練習しますが、試合の時は本当の意味で生き残るために試合に臨むため、真剣ということが長所かもしれません。人間としての長所は……う~ん、自分も正直分からないです(笑)。

人間としての長所はあまり多くないと思います。ただ自分を知ってもらえれば、年が離れた人でも話が合いますし、男同士でよく話題になるネタについてなども多く語れるので、面白い人間ではあると思います(笑)」

──昨年は彼女のいないソロ部隊の一員でしたが、現在は?

「今は彼女がいます。彼女は減量時、試合前になるとミットを持ってくれたり、栄養剤を差し入れてくれます。本当に良くサポートしてもらっています」

──公私ともに絶好調のようですね。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「PRIDE、K-1を見て育ってきましてので、そのような舞台が生まれた格闘技の聖地である日本でまた試合が出来ること自体が嬉しいです。そのような聖地におられる日本のファンに素晴らしい試合、皆さまが熱くなれる試合をして、キム・スーチョルという名を日本のファンの方々の心に刻みたいです」

■ ROAD FC 24 対戦カード

<RFCミドル級王座決定戦/5分3R+Ex>
福田力(日本)
ジョン・オジン(韓国)

<無差別級/5分3R>
カルロス・トヨタ(日本)
チェ・ホンマン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
川口雄介(日本)
チェ・ムベ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
キム・デソン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
中原太陽(日本)
キム・スーチョル(韓国)

<88キロ級契約/5分3R>
高瀬大樹(日本)
ユン・ドンシク(韓国)

<女子アトム級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
イ・イェジ(韓国)

<ライト級/5分2R>
大原樹里(日本)
イ・グァンヒ(韓国)

■ YOUNG GUNS 23 対戦カード

<フェザー級/5分2R>
今野寛和(日本)
ホン・ヨンギ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
佐藤将光(日本)
キム・ミンウ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
原井徹(日本)
キム・ホジュン(韓国)

<フライ級/5分2R>
南出剛(日本)
キム・ヒョリョン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
榎本明(日本)
ベク・スンミン(韓国)

<ミドル級/5分2R>
尾崎広樹(日本)
中村勇太(日本)

<フェザー級/5分2R>
鷹島大樹(日本)
杉山和史(日本)

<フェザー/5分2R>
小金翔(日本)
沢井隼人(日本)

<バンタム級/5分2R>
大場翔(日本)
金井卓也(日本)

<ウェルター級/5分2R>
鈴木友希(日本)
田辺丈人(日本)

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