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【UFC189】飛びヒザ一閃。トーマス・アルメイダがピケット倒し20連勝達成

<バンタム級/5分3R>
トーマス・アルメイダ(ブラジル/14位)
Def.2R0分29秒by KO
ブラッド・ピケット(英国)

キャリア19連勝中、UFC3戦目でラスベガス大会のPPVファイトに出場となったアルメイダ。対するはフライ級転向に失敗し、バンタム級に戻ってきたピケットだ。足を使って間合いを測るアルメイダ。90秒を過ぎて前に出て左フックを振るうとピケットの左フックを受けてダウン。ピケットは組みに行くが、すぐに打撃に切り替え右ヒザで2度目のダウンを奪う。アルメイダはヒールフックから組んでいくが、ピケットが距離を取り直す。

アルメイダの前進にカウンターを合わせようとしたピケットは、右を被弾してダウン。スクランブル戦ののちスタンドに戻ると、アルメイダはスピニングバックエルボーを空振り。間合いを測りながら左を打ち合う両者。アルメイダは右アッパーから左、そして右ストレートを伸ばす。さらにヒザ蹴りを突き上げたアルメイダだが、序盤の劣勢が響き初回はピケットのものとなったか。

2R、飛びヒザを見せたピケット。直後にアルメイダが左ジャブから、お返しの飛びヒザを放つ。足を入れ替え左のヒザの頭が完璧なタイミングでピケットの顔面を捉える。一発で後方に大の字になったピケット、アルメイダは衝撃的なKO勝ちでデビュー以来の練習記録を20に伸ばした。

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