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【UFN66】スプリットながら内要は完勝、マカシュヴィリがエディバを下す

<フェザー級/5分3R>
レヴァン・マカシュヴィリ(米国)
Def.3-0:30-27, 29-28, 28-29
マーク・エディバ(フィリピン)

この日2人目、そして最後のフィリピン人ファイターの登場。セコンドにはエドゥアルド・フォラヤンもついたエディバが、グルジア系米国人のマカシュヴィリと対戦する。鋭い右ローを連打したエディバ。マカシュヴィリは右フックを打ち込む。エディバはサイドキックを伸ばすが、マカシュヴィリも左フックを返す。ショートフックで突っ込んだマカシュヴィリにエディバがテイクダウンを狙うもがぶられる。散打ベースらしく投げを狙うエディバだが、クリンチの攻防でマカシュヴィリが抱えてスラム。すぐにエディバが立ち上がる。ケージ際の攻防が続く、残り2分でレフェリーがブレイクを命じる。

エディバは左ミドルから右フック、さらに右ローを蹴って離れる。マカシュヴィリの前進にテイクダウンを狙ったエディバだが、これは決まらず逆にケージに押し込まれボディロックからテイクダウンを取られてしまう。右腕を差して立ち上がったエディバだが、初回は失った。

2R、左アッパーから前に出たマカシュヴィリに対し、エディバはバックステップ。ローから右を伸ばし、組まれても突き放す。距離感が掴めないまま、勢いのある攻撃はローだけのエディバは、テイクダウンを取れないとポイント的に厳しい。その右ローを受けながら、マカシュヴィリが組んでテイクダウンへ。思わずケージを掴んだエディバは、そのまま背中をマットに付ける。マカシュヴィリが抑え込むと、即ブレイクが掛かり試合はスタンドに戻る。大きな動きはないまま、ラウンド終了となった。

最終回、引き続き右ローを走らせるエディバはマカシュヴィリのテイクダウン狙い、小外掛けを懸命に耐えようとしたが、シングルで尻餅をつく。即立ち上がったものの執拗に組まれスタンドながらバックを許す。スイッチを仕掛けるも、レスリングではマカシュヴィリが上。そのままマカシュヴィリが後方に投げ、尻をひいてサイドから抑え込む。腹ばいになったエディバ、立ち上がり際にヒザをボディに受ける。スタンドに戻ったが、局面を打開できないエディバは左右のフックを被弾する。残り1分、ボディロックからエディバを抱え上げてスラムで叩きつけたマカシュヴィリが勝利を決定づける。後方からパンチを入れたマカシュヴィリが、フルマークで勝利と思われたがスプリット判定勝ちを収めた。

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